2024 シビウサイクリングツアー第3ステージ 2,000mのバレア湖の勝者は、なんと～

第1ステージに続いて第3ステージも山岳。

2000mを越えるゴールで総合優勝が決まる。クライマーの3人の最終決戦となりそうだ。

 

第3ステージ シビウ – シギショアラ – バレア湖　207.3 Km 

 

シビウをスタートして、ゴールはバーゼル湖に登るコース。最初の170kmはほぼ平坦。勝負は超級山岳の長い登りで決まる。

2000mを越える高い所に綺麗な湖があるのだから不思議だ。

 

 

最後の超級山岳バーゼル湖は、標高2,033mまで登る。20km以上と長い。平均勾配5.9%。麓からだと30km近くある。これだけ長い登りがあるレースも珍しい。

勾配は著しくきつくないので、登坂力勝負となりそうだ。ここで総合優勝が決まる。

 

1. 3級山岳　Pelisor 　1km・8.0%
2. スプリントポイント　　Bietab
3. スプリントポイント　　Sighisoara
4. 3級山岳　Vard  1.4km・6.1%
5. スプリントポイント　Cartisoara
6. 超級山岳　バーゼル湖   23.3km・5.96%

 

スタート

Red Bull-BORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツがインタビュー。登りでは足を見せるかな。

 

シビウ広場からニュートラルスタート。

 

毎回みんなオフィシャルカーを抜いて走っている。

 

オフィシャルスタート。

 

残り174km。少し前にでたか。

 

TDT – Unibet Cycling Teamのジョーディ・バウトが攻撃に。

 

Astana Qazaqstan Teamの開発チームのライダーがジョイン。

 

5人に増えた。

 

TDT – Unibet Cycling Teamはジョーディ・バウト。

 

Lotto Dstnyが集団けん引。

 

逃げは4人に減っている。

 

9人の逃げ

9人が逃げに。最後尾は元Lotto Dstnyのロジャー・クルーゲ。2016ジロ・デ・イタリア第17ステージでスプリント勝利を飾ったこともあり、キャリア5勝の38歳。

1. ジョーディ・バウト　TDT – Unibet Cycling Team
2. Sam Gademan (VolkerWessels)
3. Rowan Baker (Saint Piran)
4. Leo Doyle (XSpeed United Continental)
5. Nicolas Heinrich(Rad-Net Oßwald)
6. ロジャー・クルーゲ (Rad-Net Oßwald)
7. Anton Lennemann (BIKE AID)
8. Edgar Nieto (Victoria Sports Pro Cycling Team)
9. マーク・スチュワート (Team Corratec-Vini Fantini)

 

TDT – Unibet Cycling Teamの、ジョーディ・バウトは逃げに乗り続けている。

 

集団はUno-X Mobilityが引いている。

 

残り124km。たまにしか距離表示とタイム表示が出ない。

 

スプリントポイント　　Sighisoara

ポイント獲得順位は

1. ジョーディ・バウト　TDT – Unibet Cycling Team 　10ポイント
2. Sam Gademan(VolkerWessels Cycling Team) 　8ポイント
3. leo doyle(XSpeed United Continental)　5ポイント
4. Edgar Nieto (Victoria Sports Pro Cycling Team)3ポイント
5. ロジャー・クルーゲ(Rad-Net Oßwald)2ポイント

 

残り69km。

 

前方にバーセルの山が見えてくる。

 

スプリントポイント　Cartisoara

多分ここがスプリントポイント。まあ、本当にポイントがわからない。表示も看板も係員もいる雰囲気がない。leo doyle(XSpeed United Continental)がトップ通過。

 

超級山岳　バーゼル湖   23.3km・5.96%

集団はIsrael – Premier Techが引き出す。ジョージ・ベネットは勝利となるか。スプリントでは勝ち目がないので逃げて勝たないと。

 

電波状況が悪く、長くゴール地点が映されていたあとに先頭は2人となっている。ロジャー・クルーゲはスプリンターでトラック選手だけど残ってますね。残り12km。

1. ジョーディ・バウト　TDT – Unibet Cycling Team
2. ロジャー・クルーゲ(Rad-Net Oßwald)

 

まあ、電波が悪い。今、どこら辺を走っているのやら。

 

ロジャー・クルーゲも先頭交代して前に。

 

サポートカーとモトバイクが抜いていったので、タイム差は1分を切っている。

 

タイム差は40秒だ。

 

長く放送が入らない。

 

集団先頭はアンドレアス・レックネスン。前で3人逃げている。

 

映像がとぎれとぎれ。

 

3人は誰だ?

 

もう少し寄って貰いたい。

 

集団最後尾は、Astana Qazaqstan Teamのクリスティアン・スカローニ。

 

逃げていたのはセルジオ・イギータだ。

 

3人のメンバーは

1. セルジオ・イギータ　Red Bull-BORA-hansgrohe
2. ダビ・デラクルス　Q36.5 Pro Cycling Team
3. ヨナタン・カイセド　Petrolike

 

残り7kmでIsrael – Premier Techのジョージ・ベネットが追いつく。

 

逃げとの差はワンカーブ。

 

ヨナタン・カイセド頑張ってますなあ～。

 

あら、アンドレアス・レックネスンが追いついた。Lotto Dstnyのシルヴァン・モニケもいる。

 

ヨナタン・カイセドがアタック!

 

ヨナタン・カイセドを追っているのは9人。

 

このままヨナタン・カイセドが行ってしまうと面白いのだけど。

 

ジョージ・ベネットが先頭で追っている。

 

タイム差は20秒。

 

残り1kmだ。これは行ったか。

 

きまりだ。かなり離れている。

 

さあ、500mを切った。

 

残り300mだ。

 

残り200m。大声援の中を進む。

 

これは痛快だ。

 

残り100m。

 

さあ、ゴールだ。

 

ヨナタン・カイセド見事～!

ヨナタン・カイセドは2020年にEF Pro cyclingに入団。2020ジロ・デ・イタリア第3ステージで、エトナ山を最速で駆け上がっている。

2015、2019、2023年とエクアドル選手権個人タイムトライヤルで優勝。2023 ブエルタ・ア・エスパーニャに出場しており、山岳アシストとして活躍していた。

ヨナタン・カイセドは、今シーズン2クラスで5勝。1クラスの勝利をチームにプレゼントだ。

 

2位はLotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルト。3位はRed Bull-BORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツ。

 

アンドレアス・レックネスンは32秒遅れでゴールしている。この結果、リーダージャージはRed Bull-BORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツとなった。

明日は、スプリンターステージなので、フローリアン・リポウィッツはプロ初勝利となりそうだ。

 

リザルト

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞