ツール・ド・フランス第1ステージでは、まさかのゴール前でのクラッシュ。
道路の真ん中で、ディラン・フルーネウェーヘン(Team Jumbo-Visma)が横倒しになってこけてしまった。
レースは、上空から映していたので誰がこけたのか良くわからない状況。
相当なスピードが出ていたことは、間違いないので各選手のケガが心配なところ。
赤紫のジャージが見えていたので、まさかとは思っていたけれどもゲラント・トーマスも巻き込まれていた。
その、落車シーンがバイク搭載のカメラで捉えられてました。
大きな怪我はない模様
こちらは、上からの映像。
⬅️⬆️➡️? When there’s a crash in front of you which direction do you choose? Here’s the @VelonCC on board clip of that stage one pileup at #TDF2019 pic.twitter.com/OfnkDnafeg
— Team INEOS (@TeamINEOS) 2019年7月6日
ゼッケンナンバー2はエガン・ベルナル。
ベルナルも一時停止した。
ゲラント・トーマスはディラン・フルーネウェーヘンの数列後ろだった。
トーマスの左は、BORAのパトリック・コンラット。
その隣は、ナイロ・キンタナ。
トーマスは、ディラン・フルーネウェーヘンが落車した位置よりも、10mくらい後ろを走っていたので乗り上げてはいない。
ただ、右側のフェンス付近に数名のライダーと共に押し付けられて転倒。
怪我は、トーマスの身体の右側にチェーンリングのマークと若干の傷が見られる程度。
バイクは、右シフターとブレーキフードを真っすぐにしたくらいで済んだ。
「元気です。コールまで3km以内だったので、ゆっくりと流してゴールした。
回避したけれども、道路の端まで押し込まれた。歩道もあったからね。ひっくり返ったけれども、ケガはないので良かった」
とステージの後、トーマスはチームイネオスのバスで語った。
トーマスは、エガン・ベルナルよりも後にゴール。バスに乗ってから戻って自転車に乗ってクールダウンした。
エガン・ベルナルも無事
「多くの緊張があった。墜落のすぐ後ろにいた。なんとかトラブルから逃れられた。
とにかく、レースには運が必要です。いつ落車があるかもしれない。
勝つためには、強い足と強いチームが必要なだけでなく、運も必要です」
エガン・ベルナルは開幕戦の後に言った。
2018年の第1ステージでは、クリス・フルームとエガン・ベルナルがクラッシュ。この落車の影響でクリス・フルームは51秒を失う。
結果的に、この失ったタイム差によって後手に回り、ゲラント・トーマスにリーダーを明け渡すことになった。
いかに、運よく落車に巻き込まれないでレース出来るかも必要になる。
第2ステージはチームタイムトライヤル
第2ステージは、ブリュッセル王宮をスタートし、カンブルの森の脇を通過。
チームタイムトライヤルといっても、4つの登りがある。平均勾配は4%で登坂距離は2.5km程度だ。
チームイネオスは、強化しているタイムトライヤルに臨む。
風洞実験で最適なフォームも各選手作っているのだ。
Ahead of stage two of #TDF2019, @SwissSide aerodynamics explain how they have helped Team INEOS develop and optimise our approach to the team time trial using their virtual pitwall and rake technology 📽️ pic.twitter.com/srE1HujQ9b
— Team INEOS (@TeamINEOS) 2019年7月6日
このチームタイムトライヤルでのタイム差が総合を狙う選手にはとても大切になってくる。
Team Jumbo-Vismaは、イエロージャージを守れるのか、果たして他のチームに明け渡すのか?
注目してみておきたい!
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