ツール・ド・ロマンディ第3ステージは、雨の悪天候でライダーは大変な目にあっている。
通常ならば、スプリンターのための戦いとなるはずだったが、最後は雨の中モビスターのマルク・ソレルがアタックをかけて逃げ切った。
危険な下りを集団で追うことは難しい。
その前に、逃げグループをリードしていたシュテファン・キュング(Groupama – FDJ)は最後から2番目の3級山岳下りで落車。
中央の白いラインを横切った時に、滑ってしまった。
路面を滑走
Queda de @stefankueng #TDR2021 pic.twitter.com/qUEVhcO3O6
— País do Ciclismo (@DoCiclismo) April 30, 2021
シュテファン・キュングは、滑った時に植木の芝生部分にぶつかった。その後は数メートル飛ばされているのでケガが心配された。
その後、立ち上がって走る様子が見られたので良かったけれども。
ゴール後にキュングは
私の目標は、離脱することだった。天候と起伏のあるコースで、その日のフライトが成功する可能性は十分にあった。
最善を尽くしてうまくいった。皆上手く回していたしね。
私が白い線を滑っているのをテレビで見たのは後でなってからだ。グラス越しには、何もみえなかった。
テレビではとても醜いように見えたが、元気だ。擦り傷はいくつかあるけど、運が良かった。
転んだとき、まだプロトンより30秒進んでいたのでイライラした。残念なことに、そのような決勝戦で私はおそらくそれを終えることができたでしょう。
あれだけ滑ったのに擦過傷だけで済んだのは、十分に注意して減速していたからかもしれない。
芝生に当たったのも幸いした。
シュテファン・キュングは、レースを続行し最終日の個人タイムトライヤルに備える。
ローハン・デニスも落車
リーダージャージのローハン・デニスも同じ下りで落車してしまう。テレビ放送では映らなかったが、レーパンは完全に破れている。
マルク・ソレルが抜け出してから、第2集団には結局追いつくことなく終わってしまったのは、とても残念。
だが、第4ステージではイネオスは集団をリードしなくて良くなる。アシストは全員最後の1級山岳まで残ることが出来るだろう。
ローハン・デニスには気の毒だが、アシストとして山岳で期待するしかない。痛みがあるので厳しい走りとなるだろうけど。
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