ビンクバンクツアーの第4ステージ 個人タイムトライヤルを制したのは誰か?

ピンクバンクツアー第4ステージは中止となっていた第2ステージの個人タイムトライヤルを代替えでおこなった。

オランダでの開催は、コロナのために中止。急遽ベルギーのリンブルグ州にあるリエムスト( Riemst)で開催。

スタートからカーブが連続する難しいコースを走ったが、全く人のいない場所なので開催できたのだろう。

路面がやや悪い感じでライダーは結構ふらついたりしてたけど。

Stage 4 (ITT) » Riemst › Riemst (8.14k)

第4ステージ

川にかかる橋の近くから走り出すが、すぐに若干の登り勾配となる。カーブが連続するが、それが終わると田舎道。全く民家も人もいない場所だ。

途中で川を渡る橋を通る。車一台が通れる程度の道幅の所も点在。

最後のゴールは2車線となって走りやすいが路面はアスファルトではなくタイル風の感じ。雨だったら結構あぶなかったかも。

セーアンクラーウ・アナスン

photo cycling today ストリーミングより

セーアンクラーウ・アナスン(Team Sunweb)が、これまでの記録を16秒も上回って暫定トップに立つ。

48.922 km/hと良い記録。

ツール・ド・フランスでも2勝をあげた走りは本物だ。TTは得意で2020パリ～ニース第4ステージでも勝利している。ただ、記録は抜かれると思っていたんですけどねえ～。

シュテファン・キュング

photo cycling today ストリーミングより

世界選手権個人タイムトライル第3位のシュテファン・キュング(Groupama – FDJ)登場。

橋の上は片側通行で走る。

まさか、シュテファン・キュングが敗れてしまうとは。暫定トップに立つと思っていたのに2位となってしまう。

セーアンクラーウ・アナスン(Team Sunweb)に6秒も遅れてしまった。世界選手権で見せた好調さはどこにいったのだろう。

イヴ・ランパールト

イヴ・ランパールト(Deceuninck – Quick Step)もタイムトライヤルは強い。だが、今回は8位に終わってしまう。

マチュー・ファンデルプール

マチュー・ファンデルプール登場。今回はTTの練習もしてきたというのでどれくらいのタイムを出すのか楽しみだった。

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2020.09.29

最終的にはトップから13秒遅れの第5位。総合順位も一つあげて5位となる。

今回、マチュー・ファンデルプールはティム・メルリエのリードトレインとして参加していたが、もしアシストされる側だったら更に上位に食い込んでいたはず。

結局Alpecin-Fenixの総合最上位はマチュー・ファンデルプールとなる。

ジャスパー・フィリップセン

ジャスパー・フィリップセン(Team UAE)はパンチャーでもあり、スプリンターでもあるけど、TTはイマイチのようだ。

今回トップから28秒遅れの17位。総合6位となってしまう。だが、彼も来シーズンからはAlpecin-Fenix入り。Alpecin-Fenixはかなり強化される。

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2020.09.10

マッズ・ピーダスン

今日頑張ったのは2019世界チャンピオンのマッズ・ピーダスン。上の写真の道路では端を走っていて路面にグリップを取られてこけそうになっていたけど。

中間ポイントでセーアンクラーウ・アナスンから2秒遅れに抑えた。

最終的にもトップから9秒遅れの4位と手堅くまとめて、総合トップを堅持。残るは最終ステージだけだ。

やはり、個人タイムトライヤルで総合は大きくシャッフル。トップタイムをたたき出したセーアン・クラークアナスンが7秒差の第2位に躍り出る。

総合3位にはシュテファン・キュング。タイムトライヤルで強い選手が上位を占める展開となった。

ステージリザルト

総合