2019年ツール・ド・フランスではリッチー・ポートが53Tの特大のチェーンリングをすでに使用していた。
さらに、2020年のツアー・ダウンアンダーでは、TREK-SEGAFREDOのメンバーが54Tのフロントチェーンリングを使用していた。
これらはプロ用のニーズとして開発されていたが、UCIの規則ではプロが使用しているものは、全て一般販売される必要がある。
このためSRAMは、3つの新しいRed eTap AXS12スピードダブルチェーンリングサイズをラインナップに追加した。
3つのサイズ
これまでのオリジナルサイズは
- 46 / 33T
- 48 / 35T
- 50 / 37T
追加されたサイズは
- 52 / 39T
- 54 / 41T
- 56 / 43T
新しい組み合わせは、OEMではなくアフターマーケット向けにのみ提供され、統合されたQuarqパワーメータースパイダーと共にのみ販売される。
ただ、チェーリングが大きくなっているので、デュアルマウントSRAM RED eTapAXSフロントディレイラーが必要となる。
- サイズ:56/43T、54/41T、52/39T
- 重量:324g (56/43T)、292g (52/39T)
- チェーンリング素材 : アルミニウム
- ハブ間隔の互換性 : 標準142mm
- 対応クランクアーム:Red eTap AXS / Force eTap AXS / QUARQ DUB Carbon crank
- 測定精度:±1.5%
- バッテリー:CR2032|200時間
- 送受信:Bluetooth LE / ANT+
- 付属品:Red eTap AXS 2 position Front Derailleur(バッテリー別売)
- カラー:POLAR GREY
- 価格:188,200円
まあ、レース当日に手軽に交換したりすることの出来ない物なので、やはりプロ仕様ですね。
ただ、52×39Tでも良い人には最初からの選択としてありかも。
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