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スぺシャライズドのTarmacSL7リコールの遅れについての疑問

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スペシャライズドのTarmacSL7は、リコールの対象となっている。

 

たが、ユーザーは、強い衝撃がステアラーチューブの故障を引き起こし、クラッシュを引き起こす可能性があるという警告の発行が遅れていると感じているため、さらなる懸念が提起されている。

すでに、問題が分かっていて、販売されてかなりの日数が経ってからのリコールは遅いのではないかということだ。

 

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交換必要なパーツ

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古い部品には「A」、新しい部品は「B」のマーク。

図1に示す部品はステアラーチューブの内側にあり、図2はステアラーチューブを囲む圧縮リングを示している。

もっと重要な部分は、ステアラーチューブの内側にあるエキスパンダープラグ(図1)。

ヘッドセットをセットするときにトップキャップが引っ張られる部分で、ステムの下に最大数のスペーサーが配置されていても、エキスパンダープラグがアッパーの下まで伸びるように、新しい部分が大幅に長くなっている。

エキスパンダープラグを長くすると、ステアラーチューブの大部分に圧力を分散させるのに役立つ。

Tarmac SL7の所有者は、ヘッドセットのトップキャップを取り外すだけで、バイクにこれらの更新された部品があるかどうかを確認できる。

陽極酸化された赤いエキスパンダープラグが付いている自転車は安全に乗ることができるが、陽極酸化された黒いプラグが付いている自転車は乗るのをやめて、新しい部品を無料で取り付けるために専門のディーラーに自転車を戻す必要がある。

詳しくは公式サイトにも情報が出ている。

 

リコールは早く

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スペシャライズドは、正しい交換部品をすでに自転車店に置いている。ユーザーがリコールプロセスをできるだけスムーズにしようとしているだけだと主張することができる。

だが、失敗の可能性がどれほど小さくても、潜在的な問題について顧客に警告する前にすべてを準備しようとすることで、大規模なオウンゴールを獲得した可能性がある。

スペシャライズドは、ステアラーの故障が2件しか報告されていないことを報告。米国で販売されたSL7の数が約6,900台の自転車(2020年7月から2021年8月の間に販売)だとすると故障の発生率はとても小さい。

しかし、実際に事故が起こった場合はどうだろう。問題がわかった時点でもっと早く通知すべきだったのではないだろうか。

フォークに関しては、Factorのバイクでも問題が起こっている。

Factor Ostroは、現在接着されている補強インサートとともに、異なる方法で金属補強を採用している。

問題があった場合には、いち早くユーザーに知らせるべきだ。そのほうが逆に安全に配慮しており、ブランドに対する信頼性が上がるというものだ。

一般の消費者が見ることができない自転車の部分を無視しないで貰いたい。

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