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Shimanoの次世代Di2コンポーネントは走行中にワイヤレス充電可能となるかも?

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UnsplashMichael Fousertが撮影した写真
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Shimanoは、1月26日に、「自転車コンポーネント、非接触充電システムおよび非接触充電方法」というタイトルの特許を取得している。

これが実現すると、メインのバッテリー以外の電子機器は全ては走っている間に充電することが出来るようになるというから便利になりそうだ。

米国特許第 20230021733 A1号は、電磁誘導または磁気共鳴を使用して、電子ドロッパー シートポスト、サスペンション アジャスター、ライト、およびフロントディレイラーをワイヤレスで充電できる、自転車コンポーネント用の非接触充電システムについて説明されている。

 

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自転車コンポーネント用非接触充電システム

Image credit: Shimano

 

Shimano特許で除外されている唯一のコンポーネントは、リアディレイラーと eBikeモーター自体。

ただし、Shimanoは自己充電式リアディレイラー (EP2535257 A1) に関する特許を取得している。したがって、自給自足であるため、ここで説明する非接触充電システムは必要ない。

SRAMが取得している自動充電リアディレーラーの特許と同じような考えだ。

 

Image credit: Shimano

 

最新の特許は、ロードバイクとフルサスペンションマウンテン バイクの両方にワイヤレス充電システムを実装することを示している。だが、これはカーゴバイク、グラベルバイク、コミューターバイクなど、あらゆる自転車での使用の可能性を示している。

ロードバイクの場合、非接触で充電できる電子機器として、フロントディレイラーとライトが挙げられる。自己充電式リアディレイラーとなると、必要なバッテリーも小さくなるだろう。

マウンテンバイクでは、電子ドロッパー シートポスト、電子的に調整可能なサスペンション、ライトがワイヤレス充電に含まれている。

 

自転車部品の磁気共鳴非接触充電

Image credit: Shimano

 

Shimanoの特許では、バッテリーユニット (86) と電気駆動機構 (84) とモーター (84a) を収容する非接触方式で充電できる電子ドロッパーシートポストについて言及している。

実現すると、電子部品を完全にワイヤレスで充電することが可能だ。

メリットとしては、充電する必要があるのは、メインバッテリーの1つのバッテリーだけとなる。

このテクノロジーは通常の自転車にも適用できる可能性がある。結局、電動ドロッパー シートポスト、サスペンションアジャスター、統合ライトなど恩恵を受けるのは eBikesだけではない。

Shimanoが磁気共鳴を介した非接触充電方式を実現した場合、通常の自転車にも適用できる。

ワイヤレス充電は、他の分野でも進んでおり自転車に取り入れられても全く不思議ではない。次世代Di2コンポーネントの電気機器がワイヤレスとなるのも近いかもしれない。

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