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2024 パリ~ニース第6ステージ  レムコ・エヴェネプールが追いつかなかった理由とは?

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UnsplashSarah Kilianが撮影した写真
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パリ~ニースは、天候も大きな障害の一つ。この日も後半は雨が降ってくる生憎のコンデション。

ただ、リーダージャージのルーク・プラップはトップを守るのは現実的ではないと明言しており、チームも集団をコントロールすることはほとんど見られなかった。

第6ステージの勝負所は、19%勾配のあるラ・コル=シュル=ルーの上りだったが、ここで勝負をかけたのは、レムコではなくプリモッシュ・ログリッチとマッテオ・ヨルゲルソン。

後手に回ったレムコには、敗因となる要因がいくつか挙げられる。

 

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大きな戦術ミス

本当はトップでこのゴールシーンを本人も考えていただろう。

 

ルーク・プラップは引かない。サンティアゴ・ブイトラゴは雨の路面で滑ってしまう。追走に手を貸してくれるのは、BORA – hansgroheのプリモッシュ・ログリッチ、アレクサンドル・ウラソフのみ。これでは追いつかない。

 

この日のレースを振り返っての気持ちは?

大変な一日だった。当初、飛行機が出発するまでに非常に長い時間がかかった。実際、とても気分がよかった。

 

プリモッシュ・ログリッチのアタック、そしてマッテオ・ヨルゲルソンのアタック、これには反応しませんでしたが。

小さな……いや、大きな戦術的ミスだ。そして他の2人のエスケープ選手もまた、少し簡単に逃がしてしまった。

 

その後の追跡でほとんどサポートを得られてなかったようですが。

ウラソフと時々ログリッチだけが乗っていた。他は私たちを見ていた。残念だ。でもね、それで完璧に納得できたんだ。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamも、フェリックス・ガルとオレリアン・パレパントルの二人、リーダーのルーク・プラップ、 INEOS Grenadiersのエガン・ベルナルといれば、もう少し協力が欲しかった感じかな?

ルーク・プラップがリーダーなんでしょ?

すぐに5、6人で追ったが、先頭トリオはまだ帰っていなかった。最後はせいぜい2人か3人。そして、すぐに時間を失った。サンティアゴ・ブイトラゴの落車も、そういう意味では衝撃だった。

残念ながら、「もし」では何も得られない。重要なのは、私自身がそのトップグループに入りたかったということだ。実際、そうすべきだった。

私にはその足があったのだから。その通りだ。今後はあまり深く考えず、自分の気持ちと足に従った方がいい。それが教訓だ。

 

パリ〜ニースのような予測不可能なコースで、突然の究極の展開が待ち受けていて、しかも悪天候がのレースについては?

あらゆる意味で、この自分の脚力に期待し続けている。

日曜日の短くて爆発的なステージも、僕には合っているはずだ。ラ・マドン・デュテルは35〜40分ほどの登りになるだろう。何かをするには十分な時間だ。でも複雑といえば、間違いなくそうなるだろうね。

 

結局、追走のメンバーはレムコとプリモッシュ・ログリッチを見ていた。二人ならば追いつくだろうと。それはそうだ。世界TT王者とオリンピックTT王者なのだから。

ただ、滑りやす雨の路面でリスクを冒すことはできない。レムコには、逆風が続いている。チームタイムトライヤルでも中間計測で圧倒的なタイムを出しながら、後半の下りは雨でタイムを大きくロス。

今回も、雨という不確定要素にやられた部分も大きい。トップのブランドン・マクナリティまで1分3秒。よほどの逆襲劇を起こさないと、陥落させるのは難しい。

 

こちらは解説入りのハイライト動画

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