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2025 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第7ステージ ロマン・バルデの後を継ぐポール・セイシャス

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Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt.com
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フランス国民の期待の星だったTeam Picnic PostNLのロマン・バルデは、あと1レースで引退となる。

第7ステージでも第6ステージに続いて逃げに入り、最後まで抵抗したがDecathlon AG2R La Mondiale Teamのブルーノ・アルミライルの引きにより、残り13kmで捕まってしまう。

この時、ブルーノ・アルミライルにひかれていたのは18歳のポール・セイシャスだ。

プロ1年目のポール・セイシャスは、ロマン・バルデのあとを継いでフランス国民の夢であるツール・ド・フランス総合優勝を目指すことが出来るようになるのか。

すでに総合ランキングを駆け上がり、総合6位まで上がってきた。

 

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総合6位に躍進

 

ロマン・バルデは、2016 ツール・ド・フランスで総合2位。2017 ツール・ド・フランス総合3位とフランス国民の期待を背負っていた。

だが、バルデはクライマーであり個人タイムトライヤルが苦手だった。このため現代の自転車レースではトップとなることがグランツールでは難しかった。

しかし、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・セイシャスは2024 世界選手権ジュニア個人タイムトライヤル優勝とTTが得意。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージの個人タイムトライヤルも18歳で10位に入っている。TTで、タイムを稼ぐことの出来るライダーだ。これはグランツールで上位を目指すには必要なスキルとなる。

ポール・セイシャスは、第6ステージの山岳でステージ10位、第7ステージでも INEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲス、Groupama – FDJのギヨーム・マルタンなど各チームのエースともにゴールして総合6位となっている。

 

ポール・セイシャスのコメント

正直なところ、よくやり遂げたよ。 精神的にも肉体的にも非常にタフだった。最初の峠から全開だった。 最初の30分は大丈夫だったが、 峠の終盤はあまり調子が良くなかった。

クロワ・ド・フェール峠でどうなるか見てみようと自分に言い聞かせた。 ペースが少し落ちたときに、脚を取り戻したんだ。

 

ヴァルマニエ1800への最後の登りでの主な目標は?

前の上りで苦しんだと感じたが、それは普通のことで、うまくコントロールできたと思う。

作戦は主にブルーノ・アルミライルに守ってもらうことで、Team Visma | Lease a Bikeのようなアクセル全開のクレイジーなペースではなく、自分のペースで行くことを優先した。

すぐにすべてを出し切ろうとは思わなかった。 最終的にはうまくいったよ。

 

プロ1年目ですが、今回の山岳ステージについては?

かなり暑かった。 フルスロットルで走っているときは、10倍も感じるんだ。

 

最終日には総合6位を守りますか?

もちろん、自信はあるよ。 テレビでよく見ていた選手たちは本当に強かった。 今は彼らと互角に渡り合い、レースに参戦出来ている。そのことをとても誇りに思っている。

 

ポール・セイシャスは、最終ステージで各チームのエースと戦わないといけない。総合7位、8位はTeam Visma | Lease a Bikeのマッテオ・ヨルゲルソン、ベン・トゥレットなので、ヨナス・ヴィンゲゴーのアシストがある。

更に上を目指すにはUno-X Mobilityのトビアスハラン・ヨハンネンセンを抜かないといけない。タイム差は55秒。もし抜けるようにことがあれば、さらに将来の期待は高まっていく。

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