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2026 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ ポール・セイシャスが世界最高峰の証明 ポガチャルのラ・ルドゥート最速記録に肉薄

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リエージュ〜バストーニュ〜リエージュは、レース全体の平均時速が44.426kmと史上かつてないハイスピードな展開となった。

これまでの記録は、41.98km/hが最速だったので恐ろしいほどの記録更新だ。

その過酷なサバイバルレースの象徴となったのが、勝負どころであるラ・ルドゥートでの激闘だ。

タデイ・ポガチャルとポール・セイシャスの2人は、この歴史的な急坂で2025年に樹立された登坂記録を完全に塗り替える驚異的な走りを見せた。

 

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ラ・ルドゥートでの最速記録更新と19歳の覚醒

 

ラ・ルドゥート(登坂距離1.6km、平均勾配9.4%)へのアプローチにおいて、集団は猛烈なペースアップによって一列棒状に引き伸ばされた。

これはUAE Team Emirates – XRGによる、タデイ・ポガチャルの強烈なアタックに向けた完璧なお膳立てとなった。

過去2大会において、ポガチャルはこの上りで容赦なくライバルたちを置き去りにしてきたが、今年は非常に粘り強い選手が彼の背後に食らいついた。

19歳のフランスの神童、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのポール・セイシャスは、ポガチャルの度重なる鋭いアタックに完璧に対応し、見事に彼のホイールに張り付いた。

ラ・ルドゥートの頂上手前では、ポール・セイシャスがダンシングを開始したのでポガチャルを抜くのかと思ったけれど、限界に近かったようだ。

ほぼ同時に頂上を二人は越えた。

 

 

2人が叩き出した登坂タイムは3分45秒であり、ポガチャル自身が2025年に樹立した3分58秒という最速記録を13秒も上回る異次元のタイムだった。veloの投稿では8.7倍だったとか。

最終的にレースはタデイ・ポガチャルが制して4度目の優勝を飾ることとなった。

だが、このラ・ルドゥートでの最速記録更新のペースにセイシャスが食らいついたという事実は、彼が単なる若き有望株の枠を完全に超え、すでに世界最高峰の登坂力を獲得している確固たる証明となる。

現役最強のクライマーが全力を絞り出して記録を大幅に更新するペースに同調し、幾度ものアタックを凌ぎ切れる選手は世界に数えるほどしかいない。

というかタデイ・ポガチャルがアタックを開始して、ついていける。または追いつくのはヨナス・ヴィンゲゴーくらいしか見当たらない。

19歳の彼がモニュメントの歴史的な激闘の中で見せたこのパフォーマンスは、自転車ロードレース界に新たな時代の幕開けを告げるものだと言える。

私達は、あらたな歴史的戦いの幕開けを見ているのかもしれない。さあ、Decathlon CMA CGM Teamはツール・ド・フランスにこの若者を送る決断をしないといけない。

 

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