Netflixユーザーには朗報かも。
ストリーミング大手のNetflixは、F1に似たドキュメンタリードラマシリーズのために、ツール・ド・フランス主催者のASOとワールドツアー8チームと話し合いを行っているという。
私もNetflixユーザーなので興味津々だ。
ツール・ド・フランス版ドキュメンタリーが出来るかも
構想では、F1のDrive to Survive のようなドキュメンタリーシリーズの制作を検討している。
この人気シリーズを制作したBox to Box Filmsがサイクリング番組の制作に抜擢されたと報じられている。
「Drive to Survive」は、レースよりもF1における人格、政治、対人関係のドラマに焦点を当て、視聴者にスポーツの舞台裏を見せるもの。
Netflixはすでにプロサイクリングに進出しており、モビスターチームの2019年シーズンを描いた12部作のシリーズ「The Least Expected Day」を制作した。
他の放送局も近年、舞台裏のドキュメンタリーを制作しており、フランダースクラシックスの「Ronde treasures」では、ツアー・オブ・フランダースに関する映画を制作している。
Netflixのシリーズは、チーム、スポンサー、選手に歓迎すべき知名度をもたらし、ツール・ド・フランスにさらなる価値をもたらすだろうが、番組に対するチームへの支払いが「ひとつの難点」だという。
Ineos、Jumbo-Visma、Movistar、QuickStep-AlphaVinylなどのチームは、Netflixから「名目上の金額」を受け取り、収益の一部を期待することになりそうだ。
プロサイクリングへの関心が高まれば、『Drive to Survive』の第1シーズン終了後に視聴率が53%という驚異的な伸びを見せたF1と同様に、このスポーツにも大きな恩恵がもたらされるかもしれない。
しかし、放送収入の増加は、チームよりもASOに利益をもたらすことに繋がる。ASOが全ての利益を得ることになると、またチームからも不満が続出しそうだ。
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