Mavicは5年の歳月をかけてX-Tend e-bike モーターを開発。
1.2kgという重量でロードバイクの完成車で9kg台となるシステムとなる。凄いのは、ほとんどのクランクセットと互換性があるということ。
ただ、発売に関しては少し先になりそうだ。
超軽量 X-Tend e-bike モーター
驚くべきは、その小ささだろう。上記写真をみてもわかるようにモーターとはわからないほどの大きさとなっている。
内部にはパワーメーターもついているというから性能も非常に高い。Mavicといえば、2020年には企業存続の危機があった。
そのため、ホイール以外の開発は止まっていたのだけど、再び動きだしてきたということだ。Mavicはホイールブランドだけど、1990年代にMavic ZAPという電動シフトシステムの開発も行っていた。
今回のモーター開発では、BMCと一緒に開発している。
X-Tend e-bike モーターの詳細は、
- ドライブ ユニット (1.2kg)
- バッテリー (1.8kg)
- ボトム ブラケット ベアリング、センサー、パワー メーターを含めて 3.2kg
- X-Tend ドライブユニットの直径は 87mm
- パワーメーター搭載
他のミッドモーターの主な違いは、標準のクランクセットを使用していること。Shimano Hollowtech II クランクを取り付けることができ、問題なく動作する。
すでに、BMC Roadmachineに搭載され12,000kmの走行試験をしている。
販売に関しては、2025年か2026年くらいになるそうだ。
X-Tend を実現するために、Mavic は他のブランドと提携する必要がある。モーターの使用を約束する自転車ブランドと、完全な生産を実現するための資金提供が必要となる。
流れとしては、BMCのロードバイクに搭載。その後、モーターの販売となれば多くのブランドで搭載されるかもしれない。
Qファクターも変わらず、重量も抑えられる。更にロードバイクと変わらない外観は未来の電動ロードバイクの形となりそうだ。
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