EF Education-EasyPostに所属するマーク・パデュンは、2017年ロシア侵攻によりウクライナ南東部の故郷ドネツクから逃げている。
彼はキエフ近くのサイクリングアカデミーに引き取られ、滞在場所と夢を追うためのサポートを得ることができた。
マーク・パデュンは、自分と同じように故郷を追われた若者達のために2022年シーズンオフから自転車のパーツを集めていた。
現在、チームメイトのラクラン・モートンともにポーランドに行って、Cannondaleの子供用バイク13台を配っている。
若者に未来を
This weekend, Mark Padun and Lachlan Morton head to Poland to distribute bikes to 13 young Ukrainian bike racers who had to flee their home country due to the Russian invasion.
It’ll be a special moment for everyone involved.
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— EF Pro Cycling (@EFprocycling) October 28, 2022
マーク・パデュンと共に、ポーランドを訪れたラクラン・モートンも、今年チャリティーライドを行って寄付を集めている。
マーク・パデュンは、2017年から両親とは離れて暮らしている。両親はアメリカで安全に暮らしている。マーク・パデュンは、公式サイトで以下のように当時のことを語っている。
私は常にプロのサイクリストになるという夢を持っていた。私はウクライナに戻ってトレーニング キャンプに参加していたが、プロのサイクリストになりたいと思っていた。そのために働いていたんだ。
私を助けてくれるのが好きな人がたくさんいた。彼らにはとても感謝しています。私がそこにいた2年間、私はいつも快適で、何も欠けていませんでした。 すべてが整っていた。
私には給料がありましたが、その期間は本当に良い給料でした。年に 2～3回、必要なときにウクライナへの航空券を持っていて、いつも書類の作成を手伝ってくれた。
これは単なる基本的なものですが、私は常にサポートを受けていた。今でも良い結果を出すと電話やメッセージが来ますが、これは5年後のことです。単なるチーム以上のもののように感じている。
ワールドツアーへの一歩でしたが、本当にいい時間でした。彼らと過ごした時間は本当によく覚えています。
現在、cannondaleのおかげで、子供用バイク13台を送ることが出来ている。マーク・パデュンは、2月のグラン・カミノ第4ステージの個人タイムトライヤルで今年唯一の勝利。
丁度、第1ステージが始まった時に侵攻が始まっている。それ以来、重い心で病気にもなり、今シーズンはあまり良い走りが出来ていない。
少しでも状況が好転すれば良いが、マーク・パデュンはニュースをチェックする日々が続いている。
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