ジロ・デ・イタリアではフランスでのコロナ対策の影響で第20ステージが変更となりイタリア国内だけのコースと変更になった。
ブエルタ第6ステージは、コルデュポルタレットでフランス国境を越え、オービスク峠を越えて、トゥールマレー峠でのフィニッシュで締めくくられる予定だった。
だが、ブエルタもジロと同じ理由でコース変更。新しいルートを見てみよう。
ブエルタ第6ステージ
まずはこれまでの第6ステージ。
オービスク峠を通過し、トゥールマレー峠でフニッシュする予定だった。激闘の第1週を締めくくるには十分すぎるコースだったのだけど。
このコースは、昨年のツール・ド・フランス第14ステージで使われたコース。
この時には、ティボー・ピノがジュリアン・アラフィリップを6秒突き放してステージ優勝している。
これが、フランスを通れないことによりどう変わったかというと。
どうみても、随分とおとなしくなった。146.4kmの距離で獲得標高は3,040m。
スタート地点は変わらないが、アラモン・フォルミガルで登りフニッシュとなっている。このコースは2016年第16ステージでナイロ・キンタナとアルベルト・コンタドールがクリス・フルームを突き放したステージのレプリカコース。
このステージでフルームは2分40秒失い、ナイロ・キンタナが総合優勝に輝いている。今年はどうなる?
厳しくなくなったとはいえ、ブエルタの総合勢はすでにバテバテだろうから、歓迎しているのではないかな?
とくに総合に関係ない選手は内心ホッとしているのでは。この日で第1週が締めくくられるので、最後の登りゴールではみんな全開で走るだろう。
総合のシャッフルがあるのは間違いないと思うけど、どうかな。
コメント