ロードバイクの情報を発信しています!

2025 ツール・ド・フランス第13ステージ レムコが2分後のヨナス・ヴィンゲゴーに抜かれる屈辱

海外情報
UnsplashStanisław Krawczykが撮影した写真
この記事は約4分で読めます。

パリオリンピックのロード・TTのダブルチャンピオン、2022 ブエルタ覇者、2023・2024 世界選手権TT王者のレムコ・エヴェネプール。

すでに歴史上のライダーとなろうとしているレムコにとって、これほどの屈辱はあるだろうか。

1分ではなく2分遅れでスタートしたヨナス・ヴィンゲゴーに抜かれるとは。

 

スポンサーリンク

最悪の日

 

前日のオタカムでも、悪い日だったというレムコ。それでも粘りをみせて表彰台圏内は守っていた。

 

だが、一日たっても最悪のコンデションはよくならなかった。良くなるどころか、自転車人生で最も悪い日を過ごすことになろうとは。

レムコは2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージでも原因不明の不調の日を過ごしており連覇を逃している。

 

だが、その後のステージでは驚異的な逃げにより2度のステージ優勝を飾っている。しかし、今回のツールではどうだろうか。この二日が最低であってほしい。

 

 

レムコ・エヴェネプールのコメント

悪い日を過ごしましたが、まだ白いジャージを着てます。それはポジティブなことですか?

いや、正直に言うとそれは出来ない。とてもがっかりした。

 

ある時点で機械的なトラブルを抱えてましたが、それが影響しましたか?

それは、たった5~6秒だと思う。ギアが動かなかったが、それが遅れた最大の原因ではない。

本当に、何が起こったのかまったくわからない。 説明がないことを願っている。

 

暑さは関係ありましたか?

今日はそうでもなかった。通常より10度は低かった。スタートから1kmから2kmはかなり良かったが、登り始めて5分もするとかなり気分が悪くなり、プッシュしなければならないパワーを出し続けることができなかった。

ハンガーノックでもなかった。準備もウォームアップもやるべきことはやったんだけど……昨日のオタカムも良くなかったし、今日はもっと悪かった。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーに抜かれた時のことは?

何も感じなかった。まったく集中していなかった。 その前から体調はかなり悪かったし、あのペースなら抜かれるのは当たり前だった。 ただ、本当にひどい一日で、自分自身のパフォーマンスも悪かった。

 

レムコ、これは今日までのこと。夜明けまでのこと? こんな日がもう終わるでしょうか?

本当にわからない。これから何が起こるのか、何が起こる必要があるのか気にしないでおく。明日の天気は最高になるだろう。

それで今、本当に何を言えばよいのかわからない。全てをじっくりと考えてみるべきだ。

 

レムコ・エヴェネプールにはRed Bull-BORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツが6秒差に迫ってきている。

調子の良いオスカー・オンリー、そしてプリモッシュ・ログリッチもTTで3位に入り、山岳での強さを見せつけている。2年連続の表彰台確保は、今のコンデションから抜け出さないと非常に厳しくなるのは明らかだ。

ただ、自身のInstagramでは、「バイクの調子がとても悪い日だったが、あきらめるのは僕の性に合わない」と投稿している。信じよう。

コメント

  1. よかあし より:

    昨日の話にはなりますが、これまでビンゲゴーがポガチャルから1ステージで2分も離される事あったかなーと気になってます。

    ログリッチはアルプスがピークになるように狙っているのかも知れませんね。

    3週間は長いですから。

    • ちゃん より:

      どうでしょうね。昨年も最終的には5分も離されてますし。このツールではまだ5000mを越えるステージが待っているので、ここからですね。

      プリモッシュ・ログリッチは、これまでツールに無関心のように装ってましたが、やはりTTで3位に入るところは、凄い。ここからですね。

タイトルとURLをコピーしました