Jumbo-VismaとSoudal – Quick Stepの合併話は、瞬く間に自転車界を揺るがしている。
INEOS Grenadiersのゲラント・トーマスも、Jumbo-VismaとSoudal Quick-Stepの合併を想像できないという。
彼はチームメイトのルーク・ロウとやっているポッドキャスト「Watts Occurring」でこう語った。
合併はレムコにとって悪夢だ
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ゲラント・トーマスは、Watts Occurringで言葉を続ける。
今言えるのは、レムコはJumboが嫌いで、Jumboもレムコが嫌いだということだけだ。それはうまくいかないだろう?
ログリッチがレムコについて言っていることを聞くべきだ。噂を立てたくない、ただ言いたいんだ。
ただ一つ疑問に思うのは、なぜJumbo-Vismaがこれを欲しがるのかということだ。
ルーク・ロウ : それは、彼らがヘッドラインスポンサーであるJumboを失うからだ。
しかし、このことから言えるのは、もしチームが新しいヘッドラインスポンサーを獲得できないとしたら、それは自転車界にとって悲しい状況だといことだ。
それはまさに私が言おうとしたことだ。彼らは3つのグランツールで優勝したばかりだ(…)。
ツールで2度優勝し、昨シーズンは圧倒的な成績を収めているのに、どうしてスポンサーが見つからないのだろうか?
最強のライダーを抱えているのに、どうして別のスポンサーを獲得できないのだろうか?
本当だとしたら悲しいね。
Jumbo-VismaがUAE Team EmiratesやINEOS Grenadiersと戦うには、より多くの予算は必要ないということ?
我々に何があるかは分からないが、限界はある。TeamSKYでは、必要に応じてさらに多くのお金を得ることができた。
近年、予算についていろいろ言われているが、INEOSの予算が最も大きいと言っても過言ではない。
はい、我々はうまくやっているが、予算は少ない。わかるか?これら 3 チームはいずれも多額の予算を持っているんだ。
ワウト・ファンアールト、プリモッシュ・ログリッチ、ヨナス・ヴィンゲゴー、セップ・クス、ディラン・ファンバーレが好きなら彼らは銀行にいくらかの現金を持っている。
合併の影響
2つのチームが合併すれば、ビッグネームにとってはうまくいくだろう。
しかし、雇用の半分は失われることになる。ライダーは最大数までしか持てず、24 人のソワニエールを雇用することはない。
多くの人が職を失うことになるだろう。それを見るのも悲しいことだろう。
チーム内にトップ選手が多すぎると問題が発生する可能性があるということ?
ログリッチがジロとブエルタで優勝したので、来年ツールで優勝したいと考えているとする。ヨナス・ヴィンゲゴーは彼をチームに加えたいだろうか?
ログリッチがチームに参加できなければ、不幸なライダーを獲得することになる。さらに、ブエルタで優勝したばかりのクスのような選手もいる。
それにレムコも我々に加わることになるだろう。
レムコはBチームになれるよ。
合併した場合には、レムコの去就が気になる所だ。3人もグランドツアー勝者がいるチームに行ってもツールでエースになれる可能性は少ない。
すでに合併後の、ワールドチームの枠について話が進んでる状況。この合併話は本当に実現するのだろうか。
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