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KaskからINEOS Grenadiersが2023年シーズン使用するKask Elemento発売

機材情報
Photo credit: badjonni on Visualhunt
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kaskは、今シーズンINEOS Grenadiersが使用しているKask Elementoを正式に発売する。このヘルメットはすでに1月から目撃されていた。

 

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Kask Elemento

こちらはプロモーションビデオ

 

Kaskによれば、Ineos Grenadiersと共同で開発したElementoは、通気性と空力特性を両立させたProtone Iconと、より純粋に空力性能を重視したUtopia Yの間に位置する。

 

Kaskによると、Elementoはエリートアスリートや「究極のパフォーマンス」を求める人たちを対象としており、ロード、クロスカントリー、シクロクロス、グラベルの各イベントに適しているという。

このヘルメットは、Kaskが独自に開発したWG11テストに基づいて作られており、「回転衝撃に対するヘルメットの性能を測定する客観的、科学的アプローチ」と説明されている。

Mipsと同様、WG11は多くのクラッシュで発生する回転力から脳を守るように設計されている。

 

 

また、Kaskによると、ElementoはFluid Carbon 12とMultipodと呼ばれる技術を採用し、衝撃によるエネルギーを吸収して耐えることができると主張している。

フルイドカーボン12は、従来の素材よりも衝撃のエネルギーを吸収し、その力をヘルメット全体に均一に分散させることができるとされる複合テクノポリマーだ。

「この能力により、技術者はElementoの内部チャンネルを大きくし、通気性を向上させると同時に、通気孔のサイズを小さくし、エアロダイナミクスを改善することができた」とKaskは述べている。

 

Multipodは、Kaskが設計した構造を3Dプリントしたもので、Elementoの内部パッドに使用され、ヘルメットが直線衝撃と回転衝撃によりよく耐えることを可能にすると言われている。

この素材は、Kaskの「回転衝撃WG11テスト」の結果、設計されている。

その他の技術的特徴としては、Kask社によるヘルメット調整システムであるOCTOFIT+があり、より快適で安定したヘルメットを提供する。

また、Elementoは、Ineos Grenadiersが使用しているのと同じあごひも「Pro」を搭載しており、超軽量と言われている。

Kaskは、Protone Iconと比較して、Elementoは空気抵抗を 1.5% 削減し、「ヘッド温度は推定 0.26 ℃ 低下」すると述べている。

 

Kask Elemento spec

  • 用途 : ロード・MTB・グラベル・シクロクロス
  • カラー :ブラック、ベトル グリーン、オックスフォード ブルー、レッド、シルバー、ホワイト
  • サイズ : M – 52-58 cm・L – 59-62 cm
  • 重量 : 260g(Mサイズ)
  • 価格 : € 375(約5万5千円)

 

コメント

  1. vengeとtarmac乗り より:

    このヘルメット、是非購入したいんでが、日本円で5万円台とかしてしまうのでしょうか⁉️
    先日、ワイズロードに問い合わせたら、プロトーネアイコン同様、入荷の時期も在庫数も全く不明との事、オーダーはしてあるようですが、店頭に並ばないと試着も出来ないし、早く情報が欲しいですね

    • ちゃん より:

      どうでしょうねえ~。世界同時発売とかではないので、どうしても日本での購入は遅くなってしまいますね。
      日本への入荷となると、まだ少し先になりそうですね。

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