2024 イツリア・バスクカントリー第4ステージで落車したUAE Team Emiratesのジェイ・ヴァイン。
救急車がたらず、最後までコンクリートの側溝に横たわっており、最悪の事態も想定されたほどの大落車だった。
しかし、上脊椎の頸椎1つと胸椎2つの骨折だったが、外科的手術の必要はないのが幸いだった。8週間で、首のコルセットも外れた。ようやく、屋外でのロードトレーニングにも復帰したのだけど、何故か上り坂だけの練習となっている。
ジェイ・ヴァインのInstagramでの説明を聞いてみると。
上り坂のみ
この投稿をInstagramで見る
アップデートの時間だ。様々なスキャン、理学療法、リハビリ・セッション、インドア・トレーナーでのライド、その他もろもろ、長い8週間だったが、僕の回復は順調に進んでいる。
数日前、医師から首の装具を外す許可が下り、外で自転車に乗ることにもOKが出た!(もちろん、上り坂しか乗れないけど、乗らないよりはマシだ!)。
幸い、ここアンドラにはそれなりに長い登り坂がいくつもあるので、登ってはブレ(奥さん)に下山してもらい、また登ってはブレに下山してもらい……を繰り返している。
まだ100%ではないし、すべての新しい感覚に慣れるには時間がかかるだろうけど、全体的には正しい方向への大きな一歩だし、また自分らしくなってきた。
いつ、どんなレースをするかはまだわからない。まずはベーストレーニングを積んで、再発がないことを確認することが最優先。エンジンを始動させる前に、すべての温度と圧力がグリーンであることを確認する。
上り坂ならば、傾斜があるので首の角度が緩やかになる。多分、平地では首に負担がかかりすぎるので良くないのだろう。
首を痛めた場合には、上り坂ならば負担がかかりにくいというのは理にかなっている。私も頸椎捻挫からの復帰で下界に降りた時に、首が痛くてたまらなかったけど、角度の問題もあったんだと初めて感づいた次第。まあ、私は長い登りなんて無理だから、関係ないか。
ジェイ・ヴァインは、8週間も首のコルセットをしていたぐらいだから、まだ時間がかかるのは仕方がない。首が耐えられるようになるには、まだ時間がかかるでしょうね。
ジェイ・ヴァインの契約は2027年まであるので、焦らず2025年の復帰とするのが、良いかもしれない。
コメント