ディスクブレーキがワールドツアーレースで初めて優勝したのは4年前。
ついにイネオスもディスクブレーキ解禁となってしまった。初めて登場するのは、10月21日GPデナイン(Grand Prix de Denain)からだ。
パリ~ルーベの準備と言っているけど、これからのレースは、全てディスクブレーキで望むことになりそうだ。
ディスク仕様のPinarello Dogma F
ついにディスクブレーキ仕様のPinarello Dogma Fで登場となる。
すでにGrand Prix de Denainに登場するライダーはディスクブレーキのPinarello Dogma Fで練習している。
The boys are ready! And so are the cobbles! ⬜️⬜️⬜️#GPDenain starts tomorrow. Meet our team 👊 pic.twitter.com/CTorVI9SDY
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) September 20, 2021
上のツイートの写真を見ると、GPデナインに出場するメンバーはディスクブレーキ仕様のPinarello Dogma Fを見せている。
ちなみにGPデナインのイネオスのメンバーは
- レオナルド・バッソ
- オウェイン・ドゥール
- ミハウ・クフィアトコフスキ
- ルーク・ロウ
- ベン・スウィフト
- キャメロン・ワーフ
移籍先の決まってない、メンバーがチラホラはいっている。キャメロン・ワーフはひょっとすると引退レースかもしれない。
これでリムブレーキを使用するワールドツアーチームはなくなることになる。UAE Team Emiratesは山岳ステージで、リムブレーキ仕様のバイクを使ったりするが、イネオスはどうなるだろう。
たぶん、ディスクオンリーとなりそうだ。
軽量ホイールを使うと、UCIの6.8kgのバイク最低重量に出来るだけ近い形で重量を抑えることも出来る。後は、パンクした場合のタイムロスのリスクだけだ。
サポートカーが近くにいれば良いけれど、集団に阻まれて上がれない場合などのリスクが残るだろう。
まあ、時代の流れと言えばそれまでだけど、リムブレーキ派にとっては少し悲しいニュースとなりそうだ。
エガン・ベルナルが2021ジロ・デ・イタリア総合優勝したのが、最後のリムブレーキのグランドツアー勝利となりそうだ。
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