ジロ・デ・イタリア2021ルートが、主催者のRCSによって発表された。
すでに第3ステージまでは発表されていた。
初日は、トリノで9kmのタイムトライヤルから始まる。最終日もミラノまでの29.4kmのタイムトライヤルで終わる。
と、いうことは初日と最終日のステージ優勝はフィリッポ・ガンナで間違いない?
落車してリタイヤとかなければ、トップガンナが勝つのは誰の疑いようもないだろう。
今年のジロには、6つの山頂フニッシュに、7つの丘陵コース、6つのスプリンターステージ、獲得標高は47,000mにも及ぶ厳しい山岳のステージが選ばれている。
ストラーデビアンケのルートを走る
ジロは最初の3日間は、ピエモンテ地域に留まる。これはイタリアの詩人で作家のダンテ・アリギエーリが700年前に亡くなったことを記念している。
第13ステージは、ダンテ・アリギエーリが埋葬されている、ラヴェンナからヴェローナまで走る。
今年、ジロがストラーデビアンケの道を走るというは事実だ。
第11ステージでは、ペルージャからモンタルチーノまで走り、このステージの最後には未舗装のセクションがいくつかある。
上記コースマップのグレーの部分が未舗装の部分。
翌日、スタートはストラーデビアンケのフニッシュ地点から始まる。
ゾンコランが登場
ジロの注目される最初の山岳ステージは第14ステージに現れるモンテ・ゾンコラン。クリス・
フルームが2018年に勝利したのが最後となる。
ゾンコランは平均勾配が10%を越え、最大勾配は20%を越える。ヨーロッパで最も過酷な登山の一つとなっている。
その他にも厳しい山岳が用意されており、スプリンターが山を越えてミラノに帰るのは結構難しい。
ジロ・デ・イタリア スケジュール5月8日~5月30日
()内はレース距離と獲得標高を表している。
- Stage 1: Turijn – Turijn (9,0 km, ITT)
- Stage 2: Stupinigi – Novara (173 km, 600m獲得標高)
- Stage 3: Biella – Canale (187 km, 2.100 m)
- Stage 4: Piacenza – Sestola (186 km, 1.800 m)
- Stage 5: Modena – Cattolica (171 km, 300 m)
- Stage 6: Grotte di Frasassi – Ascoli Piceno (150 km, 3.400 m)
- Stage 7: Notaresco – Termoli (178 km, 1.500 m)
- Stage 8: Foggia – Guardia Sanframondi (173 km, 3.400 m)
- Stage 9: Castel di Sangro – Campo Felice (160 km, 3.400 m)
- Stage 10: L’Aquila, Foligno (140 km, 1.300 m)
- Stage 11: Perugia – Montalcino (163 km, 2.200 m)
- Stage 12: Siena – Bagno di Romagna (209 km, 3.700 m)
- Stage 13: Ravenna – Verona (17 km, 200 m)
- Stage 14: Cittadella – Monte Zoncolan (205 km, 3.700 m)
- Stage 15: Grado – Gorizia (145 km, 1.800 hm)
- Stage 16: Sacile – Cortina d’Ampezzo (212 km, 5.700 m)
- Stage 17: Canazei – Sega di Ala (193 km, 3.400 m)
- Stage 18: Rovereto – Stradella (228 km, 600 m)
- Stage 19: Abbiategrasso – Alpe di Mera/Valsesia (178 km, 3.400 m)
- Stage 20: Verbania – Valle Spluga/Alpe Motta (164 km, 4.200 m)
- Stage 21: Senago – Milaan (29,4 km, ITT)
総距離は、3,450.4kmで獲得標高は46,900mにも及ぶ。
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