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フリーパワーはロードバイクでも有効なのか

インプレ
https://www.olympic-corp.co.jp/cycle/shop
この記事は約5分で読めます。

TBSテレビの「がっちりマンデー」で放送された、自転車用クランク「フリーパワー」。

電動アシストは高くて買えない、けれども坂とか楽をしたい場合に有効なクランクのようです。

クランクには48Tもあったので、ひょっとしてロードにも使えるのか探ってみました。

 

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フリーパワーとは

関東にあるサイクルオリンピックだけで、販売されている製品です。

電池のいらないアシストギア」というコンセプトで特許も取っているようです。

下の動画を見ていただくと、おおまかな考えが分かるのですが簡単に紹介しますと

 

問題点と着眼点

ペダリングの上支点・下支点(12時と6時)の時には力が伝わってないので、デッドゾーンになる。

 

解決策

ペダルを踏み込んで、シリコンを圧縮。その反発力でギアを回して満遍なくパワーをクランクに伝えよう。

と、いった考えのようです。

 

動画を見ると、48Tはロードバイクで使用というよりも、フロントシングルのフラットバータイプの自転車をイメージしているようです。

 

フリーパワーの宣伝文句

 

5つの効果と特徴
  1. 漕ぎだしが軽い
  2. 膝や足首にやさしい
  3. スピードを持続させる
  4. 長距離・坂道につよい
  5. 筋肉通になりにくい

 

シリコンの圧縮力を利用

シリコンの固さには、3種類あって試乗して確かめてみるのが一番良いみたいです。

https://www.olympic-corp.co.jp/cycle/shop

 

購入方法と取り付け方法は

購入方法には、3タイプあって

  1. 最初からフリーパワーがついている自転車を購入
  2. ショップ(サイクルオリンピック)で選んだ自転車に取り付ける
  3. 自分の自転車に取り付ける

https://www.olympic-corp.co.jp/cycle/shop

注意点

  • フロントはシングルでないと取り付け出来ないようです。
  • チェーンカバーがあると取り付け出来ないようです。
  • フレームによっては、取り付け出来ない自転車もあるようです。
  • 電動アシスト自転車も取り付け不可。
  • クランクのみの通販はしていない。
  • 取付はオリンピックサイクルのみで可能。

 

シリコンの寿命は

ソフト・ミディアム・ハードと3種類あるようですが、3年で交換のようです。

通常使用 8km/日 × 20日/月 × 3年 =6,000キロ

3年たつと、徐々に性能が低下していくそうです。

 

 

 

ロード乗りに使えるのか

 ギアの種類など

  • ギアは、32T・36T・42T・48Tとあります。
  • クランクの長さも種類があります。
  • シルバーとブラックが選べるようです。
  • 取付工賃は店内自転車は3,000円
  • 持ち込み自転車は12,000~14,000円

https://www.olympic-corp.co.jp/cycle/shop

色々とインプレ記事などを読んでいくと、ロード乗りには向かないようです。

 

フリーパワー対象者は
  • 高齢者
  • 足腰の弱っている人
  • 一般の人

ロード乗りのような脚力のある人が使うと逆にペダリングの邪魔になるようです。

ロードで言えば、少し考え方は違いますが楕円ギアがこれに相当するのではと思います。

楕円ギアは、私も使ったことがあるのですが全くダメでした。回せなかったです。

両意見の分かれる楕円ギアですが、フリーパワーも人によって、アシストが邪魔に感じる人もいるみたいです。

 

コンセプトショップ

関東には、サイクルオリンピックの自転車屋があります。

その中で、フリーパワーのコンセプトショップも国分寺にオープンしています。3月の発売以来かなりのお客様でにぎわったようです。一時は品切れになったとか。

店内には、7%の坂を再現して試乗出来るようになっているようです。

 

https://www.olympic-corp.co.jp/cycle/shop/osc002/2018/0822/4644

 

国分寺のコンセプトショップ FREE POWERのHPは以下でどうぞ。関東近辺お住まいならば、行ってお試しするのも面白いと思います。

 

 

 

こちらも、プロモーションビデオ。

フリーパワーつけたら楽になるよ、みたいな動画です。

 

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まとめ

どちらかというと、足腰の弱った高齢の方や、一般の人向けの商品のようでした。

坂で、電動アシストにおびえながら生活しているロード乗りとしては、ひょっとしたらと思いましたが、どうやら分野が違うようです。

やっぱり、ロード乗りは普通に走っていたほうが良いみたいです。鍛えるしかないか^^;

 

追記

実際に、ロード乗りのTakさんが、試乗されたそうですが、下支点でのペダリングにアシストが邪魔になるようです。

コメント欄に詳しく体験を書かれているので、ご参考までに。

 

 

コメント

  1. Tak より:

    普段ロードに乗っているものです。
    ホームセンターに試乗車(6速シティー車)があったので試乗しました。シリコンはミディアム。
    駐車場の坂路を、ギアを替えながら2往復してみました。結果から言うと「ロードのりには向かない」です。スムーズなペダリングができないです。右足が6時の位置に来て、左足を踏み出そうとしても、シリコンの足が押し返されてしまって踏み出せない。普通のクランクなら、右足が6時の位置に来てもそのまま左足をすっと踏み込むことができるが、それができない。結果、ペダリングがかくかくしてしまう。
    もしこれが、1時から3時の位置にかけて圧縮された力を、3時から6時の位置にかけて放出して6時の位置で放出しきるような硬さのシリコンだったらちょっとはアシスト考えられるかもしれないですね。

    • ちゃん より:

      Takさん、実際に試乗されたのですね。
      やはり、ロード乗りには向かないということで納得です。

      シリコンのアシストの位置については、下支点でもアシストが働くようになっているので邪魔になってしまうのでしょうね。
      まあ、開発コンセプトが全方向でのアシストを目指しているので仕方ないかな。
      貴重な体験を送って下さりありがとうございました。
      記事に追記させて貰いますね。

  2. 774rr より:
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