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元U23世界王者がEF Education-EasyPostでキャリアをリセット

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Photo credit: Samuele Silva on VisualHunt
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2019世界選手権U23で優勝したAstana Qazaqstan Teamのサムエーレ・バティステッラ。

U23世界王者も25歳に。ここで心機一転、EF Education-EasyPostで新たな勝利を目指すことになる。

 

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2026年末までの2年契約

 

サムエーレ・バティステッラは、2019年Dimension Data for Qhubekaに所属していた時に、世界選手権U23ロード王者となる。

NTT Pro cyclingから2021年にAstana Qazaqstan Teamに移籍。2021年シーズンは、アークティック・レース・オブ・ノルウェー総合4位。

そして、2021年の最終戦であるイタリアのベネトクラシックで独走勝利を上げた。

 

これがプロ初勝利となる。当然、2022年シーズンも期待されたのだけど、2021アムステルゴールドレースで落車。脳震盪で記憶喪失。1本の歯が折れ、眉毛に4針、上唇を3針縫っている。

 

2022ブエルタでも逃げて2位というのが2回。勝利こそ届かなかったが、とても良い成績を収めている。

  • 2022 ツール・ド・ラ・プロヴァンス 総合7位
  • 2022 ツール・ド・ハンガリー 総合3位
  • 2022 イタリア選手権ロード 3位
  • 2022 プルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカ 5位
  • 2022 ツール・ド・ポローニュ 総合7位

 

2022年シーズンはツール・ド・フランス初出場の予定だったけど、コロナにより不参加。ケガにコロナと万全のシーズンではなかった。

それでも、上記の成績のように短いステージならば、チームのエースとして走れる力を着々とつけていた。

だが、2023年、2024年シーズンとトップ10フニッシュはするのだけど、勝利には届かない。ステージレースでも、アシスト役で伸び悩みの時期が続いている。

逃げて勝利を掴むのが勝ちパターンだが、EF Education-EasyPostでは、そのチャンスが広がるかもしれない。

 

サムエーレ・バティステッラのコメント

プロになってから毎年このチームのレースを見てきたが、彼らはいつも正しい方法でレースをしていた。彼らは常に攻撃的で、決して諦めず、すべてのライダーにチャンスを与えているんだ。

チームにはライダー全員にチャンスがあるように感じられ、それが私にとって非常に魅力的だった。現代の自転車競技では、チャンスを与えてくれるチームを見つけるのは難しい。

EF Education-EasyPostは、そのようなチームの一つだ。

入団する前に何人かの友人と話した。話した人全員が、EF Education-EasyPostは素晴らしいチームで、とてもプロフェッショナルだと言っていた。それを聞いてすぐにこのチームと契約したかったので、エージェントに話した。

もちろんレース面では、アルデンヌクラシックでいい成績を残せると思う。20分以内の短い登りならいい成績を残せるし、その後は小集団からいいスプリントができる。

登りもスプリントも一番ではないが、どちらもいい成績を残せる。キャリアの次のステップに進むのが楽しみだ。

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