クリテリウム・デュ・ドーフィネでFactorの新型と思われるエアロロードが目撃された。
このバイクはFactorのエアロバイクONEと軽量クライミングバイクの02 VAMの良い部分を合わせたようなフレーム形状となっている。
各社共に、エアロと軽量を組みあらせたバイクが登場しており、Factorも同じ道をたどるようだ。
すでに、今月初めにUCIの承認したフレームとフォークリストに、オストロと呼ばれるモデルが登場している。
軽量でエアロに
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photo bikeradar
上の写真が新しいエアロロードバイク、オストロと呼ばれるであろうバイクだ。
注目するべき点は、トップチューブにVAMと名前が入っていること。
VAMは「Velocità Ascensionale Mmedia」(平均上昇速度)を意味し、伝統的にFactorの軽量バイクVAMを表している。
高弾性カーボンファイバーを使用することで軽量化は可能だが、この例では他の方法でも軽量化が図られている。
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例えば、シートステーは劇的に細くなっている。シートチューブとシートポストも、表面積と質量が減少しているように見える。
これまでのIsrael Start-Up Nationが乗るONEを再度みてみると
シートポストとシートステイが交わる部分も変更されているのがわかる。エアロ性能を保ちながら、少しずつ軽量化にこだわっている。まあ、実際の重量とかはわからないけど。
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photo bikeradar
ハンドルバーは、O2 VAMのBlack Inc一体型ハンドルバーと非常によく似ている。当然ケーブルは内装化されている。
このバイクはディスクブレーキだが、フルームもついにディスクに乗るようになるのかな。
その他は、ブラックインク製チューブラーホイール、デュラエースR9150 Di2、セラミックスピードOSPシステムなど、現在Israel Start-Up Nationで使用されている純正パーツで構成されている。
このバイクの正式な登場は、ツール・ド・フランスとなるだろうと予測されており、Israel Start-Up Nationのメンバーはこれで走るはずだ。
そして、クリス・フルームもこのバイクで来シーズンは平地を走ることになるでしょう。
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