新年を迎え、各チームのスポンサーとの契約も正式に新しい期間に移行している。
INEOS GrenadiersもアパレルブランドがBioracerからGOBIKに変わっている。
INEOS Grenadiersのフィリッポ・ガンナは、新しいユニフォームとバイクをInstagramで披露。このなかで、数人のライダーは新型と思われるKASKのヘルメットをかぶっている。
なんと、このヘルメットはエアロヘルメットのように耳が少し隠れるようになっている。
新型KASKヘルメットか?
この投稿をInstagramで見る
フィリッポ・ガンナはInstagramで
「ようこそ2024年!今シーズン、私が着用するバイクとジャージをご紹介できることを嬉しく思います。色は毎年変わっても、決意と根性はいつも変わりません🌟
皆さんの変わらぬ応援に感謝しています。皆さんの存在が、常にベストを尽くす原動力になっています。🙌 @ineosgrenadiers @cauldphoto」
Instagramの1枚目から、ヘルメットが写っているけど換気口はとても少ない。これはKask Utopiaと似ている。
さらに3枚目はには、このヘルメットの最大の特徴となる、ヘルメットシェルのオーバーイヤーデザインが見られる。
最近のロード用ヘルメットのほとんどが、ヘルメット下部のラインが耳の上まで伸びているカットアウトを採用している。それに対し、Kask Bambinoのようなタイムトライアル用ヘルメットは、ほとんど常に耳を覆うように下がっている。
だけど、フィリッポ・ガンナのかぶっているヘルメットは、耳の上だけを覆うようにヘルメットのシェルを下げるというデザインとなっている。
耳は必ずしもエアロダイナミクスに優れた形状ではないので、耳の周りの空気を誘導することは実現可能なメリットがある。
装着者にとっては、気流のノイズが減るというメリットもあるかもしれない。
ただ、KASKには上記のように完全に耳が隠れているタイプのヘルメットもある。今回のも隠れているけれども、やはりエアロ効果を狙ったのは間違いない。
以下のKASK Utopia Yの進化版となるかも。
コメント