ファビオ・ヤコブセン(Deceuninck – Quick Step)は、2020年ツール・ド・ポローニュでの落車からの回復について、トンネルの終わりに光がある、と述べ最新の回復状況を知らせてくれた。
ファビオ・ヤコブセンは、昨年末に初めて事故からの経過を詳しく報告。とても危険な状態に精神的にも追い込まれていたことを話してくれている。
だが、今回の報告では、3週間前に行われた手術についても教えてくれている。
希望の光
この投稿をInstagramで見る
3週間前に行われた手術では、顎にインプラントを挿入している。
ヤコブセンはSNSで
もうすぐ再始動!?癒やしは順調のようです。ここ3週間は痛みが強く、飲食にも苦労した。
インプラントとスクリューが入り、瘢痕組織の除去と再構築が完了した。新しい歯を手に入れるまでには、あと4ヶ月、5ヶ月かかる。
月曜日には抜糸が終わり、トレーニングに復帰したいと思っているんだ。このように、私の回復過程でここまで来れたことを助けてくれた皆さんに感謝したいと思います。
トンネルの先には光があるので、頑張ります! ❤️🙏🏼😃
ファビオ・ヤコブセンは1月には、チームのトレーニングキャンプに参加しており、別メニューこなしながらチームメイトと再会している。
完全に歯の治療が終わるまでには、まだ4,5か月かかるということなので、レースは安全を見てその後からになるのではないかな。
かなりトレーニングは出来ているのようなので、時間の問題だとはおもうけれども。ここまで復帰できたのは素晴らしい。
焦らずに万全の状態でレースに復帰して貰いたい。
UCIはポローニュの下りスプリントを認めない
ファビオ・ヤコブセンの報告は、UCIがツール・ド・ポローニュの下りスプリントは削除されるという発表の翌日だった。
問題となった下りスプリントは、高速で危険であると長い間言われていたが、ようやく規制されることになった。
UCIは、フィニッシュのゴールストレートのバリア基準も導入している。スプリントのフィニッシュでスピードが15kmから20kmに増す下りゴールは、今後許可されない。
- ゴール手前200mは直線であること。
- ゲートはバリアの外側に設置。
- 足のないフェンスの設置。フェンスは途切れないこと。
まあ、当たり前ではあるけれど、今後どのレースでもライダーの安全が守られるようになることを祈っておきたい。
コメント