エリア・ヴィヴィアーニ(INEOS Grenadiers)は欧州選手権ロードでイタリア代表として走り7位となっていた。
だが、その5時間後に行われたトラック競技のエリミネーションに出場。なんと金メダルを獲得するという離れ業を見せている。
アルカンシェルでエリミネーションに出場
#EuroTrack22
🌈 after the rainbow, the stars… ✨
🎥 Watch the last lap of Elia Viviani in the Elimination Race@ECMunich2022 #munich2022 #backtotheroofs #munich #germany #trackcycling #velodrome #cyclingtrack #cycling pic.twitter.com/jcb1GUfsSq— UEC_cycling (@UEC_cycling) August 14, 2022
欧州選手権が終わったエリア・ヴィヴィアーニはナショナルチームバスに乗ってシャワーを浴びて、終わったばかりのレースを検討する会議に出席。
ホテルに戻ると、マッサージ師が待っており、予選の 1 時間前に自転車競技場に到着。30分のウォームアップを行った後にレースをするという慌ただしい状況。
2021世界選手権トラックで世界チャンピオンとなっているエリア・ヴィヴィアーニはアルカンシェルを着てエリミネーションのレースに出場。
エリミネーションは、最後の一人になるまで走る過酷なレース。ジャンが鳴った次のゴール地点で最終走者になった選手から抜けていく。
エリア・ヴィヴィアーニは、209kmのロードを4時間38分走ってゴールした後に、過酷なエリミネーションを生き残ったのだから凄いことだ。
So @eliaviviani had himself A DAY at the Euros 🤩
Seventh place in the road race this morning. Then in the evening… Gold on the track in the Elimination 👏🤯 #EuroTrack22 🥇 pic.twitter.com/26hO3sG9xy
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) August 14, 2022
エリア・ヴィヴィアーニは33歳だけど、衰え知らずと言った感じか。INEOS Grenadiersでは、フィリッポ・ガンナも欧州選手権ロードに出場。
エリア・ヴィヴィアーニは2024年のパリオリンピックも目指す予定となっており、これからもロードとトラック競技を平行して行っていく。
フィリッポ・ガンナや、イーサン・ヘイターと同じように複数種目の競技を行うマルチライダーだ。
エリア・ヴィヴィアーニはゴール後のインタビューで以下のようにコメント。
良いロードレースだったが、イタリア人として7位には満足していない。4回連続でタイトルを獲得しているので、少なくともメダルを期待していた。
しかし、今夜のこのエリミネーションレースでは、おそらくクレイジーな日だったかもしれない。私は本当にこのアルカンシェルのジャージをできる限り見せたかっただけなんだ。
私は 1 週間ずっとトラックに取り組んでいた。世界選手権まであと 1 か月なので、今はロードよりも多くのトラックを走らせる時だ。
イタリアは、欧州選手権ロードで、マッテオ・トレンティン、エリア・ヴィヴィアーニ、ジャコモ・ニッツォーロ、ソンニ・コルブレッリと4大会連続で制覇していたけど、これで記録は途絶えた。
だけど、トラックでの勝利で少しはヴィヴィアーニも気が腫れたでしょうね。
コメント