Quick-Step Alpha Vinyl Teamのベテランライダー、ドリス・デヴェナインスが1年の契約更新だ。
来年には40歳となるので、キャリア最後の年となりそうだけど、まだまだチームには必要な選手ということだ。
1年契約
“I realise I’m still living my childhood dream.” @3sdevenyns stays with us next year! 🤩🤝 pic.twitter.com/saB5UDi0J1
— Quick-Step Alpha Vinyl Team (@qst_alphavinyl) November 2, 2022
ドリス・デヴェナインスは、2006年Davitamon-Lottoのテスト生からプロキャリアをスタート。Lottoで3年走った後に、2009年からチームに所属している。
2023年でチーム在籍12シーズン目となる大ベテランだ。
ジュリアン・アラフィリップと非常に仲が良いことで知られており、今年もブエルタではレムコ・エヴェネプールを助ける働きを存分に見せてくれた。
最後の勝利は2020年のカデルエヴァンス・グレートオーシャンレースで勝利している。この時には、
サム・ベネットもいたが、INEOSのアタック合戦によって後ろに取り残されたために、フリーに。ドリス・デヴェナインスは、パヴェル・シヴァコフの渾身のアタックを追走して勝利を得ている。
キャリアのピークは2016年で、この年に5勝を上げる大活躍。
- Grand Prix Cycliste la Marseillaise(1.1) 優勝
- バロワーズベルギーツアー 第2ステージ 優勝
- バロワーズベルギーツアー 総合優勝
- ツール・ド・ワロンヌ 第5ステージ優勝
- ツール・ド・ワロンヌ 総合優勝
グランドツアーへの出場は13回。そのうちツール・ド・フランス出場7回と、チームの重要なアシストとして期待されていることがわかる。
ドリス・デヴェナインスは、
「Quick Step-Alpha Vinyl のようなチームで走ることは子供の頃の夢だ。今でも一生懸命働き、チームの勝利に貢献したいと思っている。その間に多くのチームメイトが友達になった。」
10年以上も一緒に走れば、家族のようなものでしょうね。シーズン中は家族よりも長く時間を過ごしているのだから、絆も深いはず。来シーズンの走りに期待だ。
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