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クリス・フルームがブエルタ・ア・エスパーニャの優勝者になるかもしれない?

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Photo Yuzuru SUNADA
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UCIは、ファン・ホセ・コーボが2009年から2011年の間にドーピングの罪があると発表。

ファン・ホセ・コーボは、2011年にブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝。

しかし、今回のBiological Passport(生物学的パスポート)の異常に基づいて有罪となれば、2位であったクリス・フルームが優勝者となる可能性がでてきた。

ちなみに第3位は、ブラットリー・ウィギンズ。チームスカイの歴史に更なる1勝が積み重ねられることになるかもしれない。

 

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Biological passport

Photo Bittine

ファン・ホセ・コーポ

 

UCIは木曜日に、ドーピング防止法廷において、ファン・ホセ・コーポのBiological Passportで検出された2009年と2011年からの異常に基づいて “アンチドーピング規則違反(禁止物質の使用)の罪を認め、3年間の不適格を課したと発表した。

 

Biological passportとは

スポーツ選手の一定期間における生物学的マーカーを記録し、これを照合することでドーピングを検知するドーピング検査手法である

従来の手法では、検査に際して体内から禁止物質が検出されるか否かで判断がなされていたが、生体パスポートでは継続的な観察により、通常であれば生理学的にありえない(例えば禁止薬物を用いたような)体質の変化から、ドーピングを検知する。
引用 wikipedia

 

UCIは、コーポが自分の生物学的パスポートを通じて間接的に発見されたため、どのような禁止物質を摂取したのかは述べていない。

 

パスポートは各ライダーの電子記録であり、すべてのドーピングテストの結果が一定期間にわたって収集および照合される。
そのため、ドーピングによって引き起こされたあらゆる異常を検出することができる。

 

コーボは1ヶ月以内にスポーツ仲裁裁判所に上訴することができる。 誰が2011年のブエルタの勝者となるかについての最終決定は、事件が完了した後にのみ行われる。

 

しかし、フルームは現在大腿骨・肘・肋骨の手術を受けたばかりで、集中治療室にいる。彼にとってこれは、ほとんど慰めにはならないだろう。

 
もし、コーポが優勝者でなくなると、
  1. 1位クリス・フルーム
  2. 2位ブラットリー・ウィギンズ
  3. 3位バウケ・モレマ(当時Rabobank)

モレマ(現在TREK)は、初めてのグランドツアー表彰台となり、歴史は変わってしまう。

 

本人達にとっては、いまさら~ という感じになるでしょうねえ~。

 

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