ジロ・デ・イタリア第4ステージの序盤で、またもモーターバイクがクラッシュを引き起こしてしまった。
このモーターバイクはレース隊のもので、密集したプロトンに沿って移動していた。
クラッシュした時の様子を見てみよう。
道路脇の標識に
It’s been a nervous start to the day at the #Giro, with a motorbike involved in an early crash at the rear of the peloton.#giroditalia pic.twitter.com/RdcFkDmWYT
— GCN Racing (@GcnRacing) May 10, 2022
モーターバイクは集団の左端を走行。だけど、道路脇の標識に引っかかり、倒れてしまった。
バイクは集団の真ん中まで転げてしまった。そのため、多くのライダーが転倒し、後ろの多くのライダーが停止を余儀なくされた。
この事故により、約30人のライダーが集団から脱落したが、まだ160km残っており、誰も再走に苦労することはなかった。
だが、Lotto Soudalのロジャー・クルーゲはバイクの後ろを走っていたため、そのままバイクと衝突してしまう。
ビデオリプレイでは、ロジャー・クルーゲは激しく地面に叩きつけられ、その後、他のライダーがバイクを拾い上げる中、そこに留まっている。
クルーゲは、重傷を負わずに済んだようで、再乗車してレースを続行した。
多くの選手は無傷であったが、Bardiani-CSF-Faizanèの選手2名を含む何人かの選手は、ダメージを受けたバイクを修理するためにメカニックの助けを必要とした。
ジロがエトナ山で最初の山頂を目指す中、このクラッシュは立て続けに2度目となった。
第2ステージのタイムトライアルに成功し、総合2位につけていたサイモン・イェーツも巻き込まれ、その後、レースドクターのサポートカーに見て貰う事態に。
ミゲルアンヘル・ロペスもクラッシュ後すぐにレースを降りたが、彼は関係なく、左腰の持続的な痛みに影響されたようだ。
今回の事故は、本当に不運としかいいようがない。モトバイクも集団を避けるために道路脇ギリギリを走っていた。
大きなケガがなくて良かった。
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