2022 ドローム・クラシック　フランスのワンデーレースを制したのは若きエースか?

前日のフォーン＝アルデシュ・クラシックに引き続いて、出場する選手がほとんどのドローム・クラシックがフランスで開催。

昨年までは、ロイヤル・ベルナール・ドローム・クラシックと呼ばれていた。昨年は、アンドレア・バジオーリ(Quick-Step)が優勝している。

昨日に続いて、ジュリアン・アラフィリップとプリモッシュ・ログリッチ、さらに今日からレーススタートのヨナス・ヴィンゲゴー(Jumbo-Visma)も登場する。

 

エトワールシュルローヌ～エトワールシュルローヌ　　191.5km

 

昨年と比較して、スタートとフィニッシュがユールから少し北のエトワールシュルローヌに移動している。

さらに、レースは2021年よりも20 km長くなっている。大きなラップを2周半して決戦の場へと向かう。

 

 

長い登坂はないけれど、少しずつ集団が削られていく感じか。

ゴールもやや登っており、大集団でゴールということはなさそうだ。

 

1. 山岳　Mur d’Eurre　1.0km・6.7%
2. 山岳　Mur d’Allex    0.7km・8.4%
3. 山岳　Plateau de Soulier   0.5km・6.82%
4. 山岳　Côte Chaude　0.6km・5.3%
5. 山岳　Mur d’Eurre　1.0km・6.7%
6. 山岳　Mur d’Allex    0.7km・8.4%
7. 山岳　Plateau de Soulier   0.5km・6.82%
8. 山岳　Côte Chaude　0.6km・5.3%
9. 山岳　Mur d’Eurre　1.0km・6.7%
10. 山岳　Mur d’Allex    0.7km・8.4%
11. 山岳　ColduDevès  4.2km・4.5%
12. 山岳　コルデラグランデリミテ　3.9km・6.6%
13. 山岳　コート・デ・ロバーツ　4.2km・4.9%
14. 山岳　コート・ド・グラーネ　1.7km・5.4%
15. 山岳　ムル・ダレックス　0.7km・8.6%
16. 山岳　プラトー・ド・ソリエ   0.5km・6.8%

 

注目されるライダーは

•  Quick-Step Alpha Vinyl Team ジュリアン・アラフィリップ、アンドレア・バジオーリ、マウリ・ファンセヴェナント
•  Jumbo-Visma　プリモッシュ・ログリッチ、ステファン・クライスヴァイク、ヨナス・ヴィンゲゴー、セップ・クス
•  UAE Team Emirates　ディエゴ・ウリッシ、ブランドン・マクナリティ、フアン・アユソー
•  BORA – hansgrohe　ウィルコ・ケルデルマン、レナード・ケムナ
•  AG2R Citroën Team　ブノワ・コヌフロワ
•  Trek – Segafredo　ジャンルーカ・ブランビッラ
•  Astana Qazaqstan Team
•  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux　ビニヤム・ギルマイ
•  Cofidis　ギヨーム・マルタン
•  Team Arkéa Samsic　ワレン・バルギル
•  Lotto Soudal　トーマス・デヘント
•  TotalEnergies　ピエール・ラトゥール

 

6人の逃げ

やはり注目はジュリアン・アラフィリップとプリモッシュ・ログリッチに集まる。

 

大勢の観客の中スタート。

 

早い段階から6人の逃げが出来ている。

1. アスビャアン・ヘルモース　(Trek – Segafredo)
2.  CHARMIG Anthon　(Uno-X Pro Cycling Team)
3. MEENS Johan　(Bingoal Pauwels Sauces WB)
4. BREGNHØJ Mathias　(Riwal Cycling Team)
5. DENIS Thomas　(Go Sport – Roubaix Lille Métropole)
6.  MARIAULT Axel　(Team U Nantes Atlantique)

 

集団はロットの逃げ屋、トーマス・デヘントが引いている。

 

逃げていたメンバーが一人集団に捕まる。

 

山岳　Mur d’Allex    0.7km・8.4%

かなりタイトな道端だ。タイム差は20秒と一気に縮まってきた。

 

集団からピエール・ラトゥールがアタックをかける。

 

前に見えてきた。

 

ビェール・ラトゥールは先頭に追いつく。先頭は6人に。

 

逃げグルーブが登りで崩壊し、一人ずつ集団に飲み込まれていく。

 

ビェール・ラトゥールは最後まで残っている。

 

しかし、集団が迫ってきて、この後吸収されてしまった。

 

山岳　コルデラグランデリミテ　3.9km・6.6%

登りで少しずつ集団が絞られていく。

 

フアン・アユソーの引きで集団から抜け出た。

 

後方も少人数となっている。後ろは

1. レナード・ケムナ　BORA – hansgrohe
2. クイン・シモンズ　Trek-Segafredo
3. シルヴァン・モニケ　Lotto Soudal
4. カンタン・パシェ　Groupama-FDJ

 

登りで4人が抜け出した。強力なメンバーだ。

1. ヨナス・ヴィンゲゴー　Jumbo-Visma
2. マウリ・ファンセヴェナント　Quick-Step Alpha Vinyl Team
3. フアン・アユソー　UAE Team Emirates
4. ヴィクトル・ラフェ　Cofidis

 

後方からも追走が追っている。

 

後方が追いついた。

1. ヨナス・ヴィンゲゴー　Jumbo-Visma
2. マウリ・ファンセヴェナント　Quick-Step Alpha Vinyl Team
3. フアン・アユソー　UAE Team Emirates
4. ヴィクトル・ラフェ　Cofidis
5. レナード・ケムナ　BORA – hansgrohe
6. クイン・シモンズ　Trek-Segafredo
7. シルヴァン・モニケ　Lotto Soudal
8. カンタン・パシェ　Groupama-FDJ

 

レナード・ケムナのグループも追いついた。

 

更に、後ろから二人が追走。

 

ここで、フアン・アユソーがアタックをかけて、ヨナス・ヴィンゲゴーが張り付く。

 

二人はかなり引き離したぞ。

 

集団も活性化している。

 

二人はメイン集団に対して53秒も引き離している。

 

集団ではジュリアン・アラフィリップが登りで仕掛けたが、集団に引き戻される。

 

またもジュリアン・アラフィリップが仕掛ける。

 

ジュリアン・アラフィリップが前にでたが、ビニヤム・ギルマイらがついてくる。

 

集団からはアタックが掛かり続ける。新しい追走が出来そうだ。

 

山岳　ムル・ダレックス　0.7km・8.6%

ギヨーム・マルタンがアタックだ。

 

先頭二人は、28秒差で逃げている。

 

さあ、ジュリアン・アラフィリップがアタックをかける!

 

ジュリアン・アラフィリップのアタックについていけたのは。

 

ジュリアン・アラフィリップに追従したのは、2人。

1. ジュリアン・アラフィリップ　Quick-Step Alpha Vinyl Team
2. ブノワ・コヌフロワ　AG2R Citroën Team
3. ギヨーム・マルタン　Cofidis

 

13秒差なのだけど追いつくかな。

 

タイム差は縮まらない。残り3.9kmだ。

 

二人の勝負となりそうだ。

UAE Team Emiratesは、昨日はブランドン・マクナリティが独走勝利。そして、今日はフアン・アユソーが逃げに乗る非常に良い状態だ。

 

さあ、最後の登りに入った。

 

 

少し、フアン・アユソーがつかれているか?

 

フアン・アユソーはヨナス・ヴィンゲゴーのスパートについていけない。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは後ろを振り返ってさらに、スピードを上げる!

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは単独で上がってきた。

 

後ろから、フアン・アユソーを抜いたギヨーム・マルタンとブノワ・コヌフロワが追ってくるが～。

 

なんと、ヨナス・ヴィンゲゴーは今シーズン初レースで初優勝だ～!

後ろでしっかりとチームメイトが抑えてくれていたのもあっただろうけど、フアン・アユソーとの二人逃げは素晴らしかった。

最後にフアン・アユソーを置き去りにしたのは、まだ余裕があるからだろう。どこまで強くなるのか想像もつかないほどのライダーに成長しそうだ。

 

リザルト

ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

昨日以降は安心だ。私の最高の日ではなかったけど、今日は気分が良かった。この地域には高山はないが、一日中上下するので大変だった。

私はこれらのトレイルを楽しんでいる。それはさらに良いかもしれないが、今日は私に多くの自信を与えてくれる。シーズンの良いスタートを切ることは常に重要だ。今日の勝ち方に満足している。