ロードバイクレースが米国で盛んなプロスポーツであった時期があった。
ランス・アームストロングがツール7連場を飾ってアメリカのライダーが欧州で数多く活躍していたころだ。
トップライダーは南東部と中西部のレースで多額の賞金を追いかけ、アメリカのプロチームはカリフォルニアのアムゲンツアーとUSAプロチャレンジでのヨーロッパのチームと戦った。
現在の、米国のプロロードは、5年間の急速なスポンサーシップの売却の後、生命維持に取り組んでいる。ほんの一握りのプロチームしか残っていない。
この現状を救おうとしているのは、L39ION of LAのジャスティン・ウィリアムズだ。
10月30日に合計140分のレースでなんと10万ドルの賞金を支払うクリテリウムイベントを開催するという。
10万ドルの賞金 Into the Lion’sDen
L39ION of Los Angeles and the City Of Sacramento Announce The Inaugural Downtown Cycling Event – Into The Lion’s Den Powered By SRAM @in2thelionsdenhttps://t.co/5k3BRWzK1j pic.twitter.com/JNXzLv6KmQ
— Endurance Sportswire (@endurancewire) September 16, 2021
10万ドルといえば、約1,100万円だ。
レースはカリフォルニア州議会議事堂の敷地周辺の1kmのサーキットで行われ、スタート/フィニッシュラインは11番街とN番街となる。
全てよく見える高速クリテリウムレースだ。
- 12:00 – 7:00 pmバイクフェスティバル
- 1:00 – 1:45 pmコミュニティハロウィーンイベント
- 2:30 – 3:20 pmアマチュアオープンレース:50分のレース
- 3:40 – 4:50 pmプロ女子レース:70分のレース
- 5:00 – 6:10 pmプロ男子レース:70分のレース
プロレースでは、各フィールドの上位10人のライダーに、プライムで10,000ドル(スプリントポイントのようなもの)、ゴール賞金で40,000ドルが提供される。
アマチュアレースは、午後の早い時間に開催され、現金ではなく賞品が用意されている。
アメリカ全土で同じ週末にハロウィーンが祝われる中、主催者はレースに合わせてコスチュームコンテストを開催するコミュニティイベントを開催。
一日の活動は、Visit Sacramento SportsCommissionとSRAMによってサポートされている。
これで、アメリカのプロサイクリングが再び盛り上がるのかは、わからない。けど、続けられると良いですね。
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