ブエルタ第2ステージは、スプリンターステージだったので、総合勢の順位にはあまり関係がないと思われていた。
だが、ゴール手前4.2kmの集団中ほどで落車が発生。ここでは、多くのライダーが被害を受けている。
ゴール手前3km以内ではないので、先頭でゴールしたジャスパー・フィリップセンと同タイム扱いにはならない。
総合ライダーで遅れたライダーは誰だろうか?
落車でタイムを失う
集団の真ん中から落車が始まって、その影響が広範囲に及んでしまった。
落車の真ん中で座っていたのは、BORA-hansgroheのパトリック・ガンバーとヨルディ・メイウス。12名が落車している。
だが、総合のライダーも大きな被害を受けていた。
大きな被害を受けたのはイネオスのアダム・イェーツ。31秒遅れでゴールし、総合16位から56位に落ちてしまう。
20秒遅れだったプリモッシュ・ログリッチとのタイム差は、51秒に広がってしまいチーム内でのエース待遇からも外れてしまいそうだ。イネオスの中では最もタイムが良かっただけに残念。
さらに、EF Education-Nippoのヒュー・カーシーは38秒遅れでゴール。総合では1分11秒も遅れてしまう。
総合勢で遅れたライダーをまとめてみると
- アダム・イェーツ(INEOS Grenadiers) 51秒遅れ 16位→56位
- ジャック・ヘイグ(Bahrain Victorious) 59秒遅れ 20位→67位
- ヒュー・カーシー(EF Education-Nippo) 1分11秒遅れ 62位→76位
- ダビ・デラクルス(UAE Team Emirates) 1分45秒 33位→105位
ジャック・ヘイグはツール・ド・フランスに続いて落車によってタイムを失っている。ダビ・デラクルスも厳しい。
落車の影響で総合から脱落してしまうのは不運としかいいようがない。大きなケガがないのが不幸中の幸いだけど、大きく不利になったは間違いない。
第3ステージのサント・ドミンゴでは登りゴールが待っているので、そこでの挽回を期待しよう。
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