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ツール・ド・フランス主催者のASOは、落車の原因となった女性への訴訟を取り下げる【追記あり】

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Photo by Bill Oxford on Unsplash
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ツール・ド・フランス第1ステージで落車の原因となった女性は警察に現在拘留されている。

ツール主催者のASOは、大クラッシュを起こした女性に対しての訴訟を起こすことはないことを発表。

 

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訴訟の取り下げ

 

先週の土曜日、ツール・ド・フランスのオープニングステージでは、深刻な事態が発生した。

自転車好きの観客は一斉にライダーに声援を送っていたが、ある観客は選手よりもカメラに目がいっていた。

「Allez Opi & Omi」と書かれたダンボール製の看板を持った彼女は、ドイツのトニー・マルティンン(Team Jumbo-Visma)を倒した。

その後、ライダー全体を倒すことに。長い間の捜索の結果、30歳のフランス人女性が水曜日の午後1時から2時の間にランデルノーの警察署に捕まっている。出頭したのかどうかはわからない。

この女性は今朝も身柄を拘束されているが、最大で24時間拘束される可能性がある。

31歳の彼女は、「安全と注意の義務を意図的に違反して、強制的に怪我をさせた」として、1,500ユーロの罰金のリスクを負っている。

この女性は模範を示すために長く拘束されているらしい。警察は、「警告を受けなかったとは言えない」と言っている。

ツアー主催者であるASOは、女性に対する訴訟を取り下げた。

国際サイクリング協会(CPA)は、この女性に対して苦情を申し立ており、事故の主な犠牲者の一人であるマルク・ソレルも苦情を申し立てることを検討している。

 

ASOの大会ディレクターのクリスティアン・プリュドムは、

苦情を撤回する。この話は大げさに吹き飛ばされた。しかし、私たちはレースでの安全規則を皆に思い出させる手助けをしたい。

同様の事故が今後起こらないように願いたい。

 

追記

女性が拘留中に検察官が記者会見を開いて、「恥ずかしい、自分の愚かさを後悔している。」とコメント。

ランデルノー憲兵隊のFacebookには4,000件に上るコメントが寄せられており、すぐに彼女は特定された。警察が逮捕する前に、パートナーを伴って自宅の前で出頭している。

ツアーの大ファンであり、ドイツにいる祖父母に向けて発信したメッセージを道路内に出していたことは、十分に反省している。大きな立て看板もあったことは写真で確認済み。

ライダーからも、同情のコメントは出ており、これ以上の追及は必要ないのではないかという意見も出ている。

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