UCIは、パロワーズ・ベルギー・ツアー第3ステージでBEAT Cyclingのヤン・ウィレム・ファン・チップ (VAN SCHIP Jan-Willem)を失格とした。
使っていたSpeeco Aero Breakaway BarがUCIの規定合わないとテレビ画像を見て判断したからだ。
これにたいして、BEAT CyclingはUCIから禁止だと言われたことはないと公式サイトでも批判していた。
だが、今度はUCIが公式に見解を示して反論に出た。
前腕を置いてはならない
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Speeco Aero Breakaway Barは、ハンドル幅は32cmで下のフレアの部分でも37cmしかない。
問題は、リーチ部分が非常に長く前腕が置けるように腕の形に合わせてアーム状になっていること。
これまで、ヤン・ウィレムが使っていたトラック用のハンドルの幅プラス、エアロポジションを取ることを可能にしたハンドルだった。
BEAT CyclingはUCIから、ハンドルバーが禁止されていると言われたことは一度もないと反論。
UCI規則第2.2025条によると、ハンドルバーのサポートポイントとして、前腕を使用することは禁止されている。
🎥: @sporza pic.twitter.com/Y4gtGpECTD
— BEAT Cycling (@beatcyclingclub) June 11, 2021
UCIはテレビ画像を見て、前腕がハンドルバーに触れていることを確認して失格とした。
さらに、UCI技術委員会の決定以来、ベルギーツアー第3ステージまで、このハンドルバーに関してBEAT CyclingからUCIに連絡がなかったことも言っている。
まだ、評価中だった訳で、一応製造側には使用禁止と通知されていたということになる。
プロトンの反応は
UCI: “Your socks are 1cm too high”
UCI: “If you throw away your bottle to a fan you get sentenced to death”
Also UCI: “Yeah go ahead an use these in a 150 rider bunch…” pic.twitter.com/YgVP3E38na
— Ryan Mullen (@ryanmullen9) June 11, 2021
トレックのライアン・ミューレンは
UCI:”あなたの靴下は1cm高すぎます”
UCI: “ファンにボトルを投げ捨てたら死刑になる”
また、UCI:「150人の集団でこれを使って下さい…」。
まあ、一人で乗るならば良いけど、集団で乗ってはいけないと言っている。
事故が起こったことは、これまでもないが未然に防ごうと言うことか。
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