ツール・ド・ボローニャでの大クラッシュから250日後、ファビオ・ヤコブセンはツアー・オブ・ターキーでレースに復帰。
第1ステージは、大雪のためにコースは大幅に修正されたが、ファビオ・ヤコブセンは147位で無事にゴールを迎えることが出来た。
当時は誘発的昏睡状態におかれ、生命の危機も心配されるほどだったが、こうやってレースに復帰出来たことは素晴らしいことだ。
まだ、歯のインプラントの治療が完全でなく、食べ物が上手く噛めない中でのレース復帰は少し早いとも思うが走っている姿を見ていると事故の影響は感じさせることはなかった。
戻ってきて気分がいい
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スタート前、レース中も多くのライダーから復帰を喜んでくれる姿が見られた。ファビオ・ヤコブセンはレース前半から、プロトン先頭付近に位置して走っている様子が見られた。
残念ながら、ラスト10kmくらいからは集団後方で走っていたけれど。
ゴール後のファビオ・ヤコブセンの言葉が公式サイトにあるので聞いてみると
今日は本当にいい日だった。午前中、Deceuninck – Quick-Stepジャージを着た時、チームメイトがテレビでレースを上手くやっているのを何ヶ月も見ていたので、言葉で表現するのが難しい特別な感情があった。
私は自転車に乗ってレースをするのが大好きだったが、それを逃していた。それが今ここにいることを非常に嬉しく思っている理由なんだ。
レースを終えるのは素晴らしいことです! 短いステージで戻ってきて、再びプロトンに慣れて良かった。
最初は、彼らが左右に揺れて、束が数回ブレーキをかけなければならなかったとき、私は少し怖くなったが、その後それはますます良くなり、私はペロトンの頭に行って滞在したことを認めなければいけない。
ただ前にいるのを楽しみたかったので、イーリョ・ケイセのホイールについていた。 ステージの前半では、多くのライダー(私の世代だけでなく、年配のライダーも)が言葉を交わすために私にやって来てくれた。
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彼らは皆私が帰ってくるのを望んでいた。ステージ終了後、スマホをチェックしてみると、たくさんのライダーやファンから寄せられたメッセージを見て、とても感謝している。
この特別な日に、このような支援が溢れているのを見るのは感動的だ。
ゴールは一日を締めくくることだったが、それでも可能な限りみんなを助けようとした。
その後、残り10キロで少し道に迷い、フィナーレでチームに参加できなかったが、何ヶ月もかけて最初のレースを終えることができたことを誇りに思い、自信を持っている。
来週に入ると改善されると思う。今後のステージでチームメイトの助けになることを楽しみにしており、ここで過ごすすべての瞬間を楽しんでいる。
ツアー・オブ・ターキーの第2ステージは、最後にスプリントとなるだろう。ファビオ・ヤコブセンの元気な姿がまた見られることを期待しておこう。
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