イタリアのヘルメットブランドMETは、2015年にマーク・カヴェンディッシュによってデビューした最も有名なエアロヘルメットの1つであるMantaを再設計した。
ミラノのニュートン研究所で風洞試験を使用してヘルメットを開発した後、Manta MIPSは空力的に以前のモデルよりも効率的であると言う。
エアロにも焦点が当てられているようで、前面のベントは明らかに小さくなっている。
MET Manta MIPS
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すでに、UAE-Team EmiratesのメンバーがUAEツアーで実践投入しているMET Manta MIPS。フェルナンド・ガビリアがかぶるリキッドレッドのカラーはチームジャージにも良く似合っている。
今シーズンUAE-Team Emiratesは、MET Manta MIPSをずっと使い続ける予定だ。
Manta MIPSは、77度の角度で以前のMantaに比べて4ワット、65度の角度で3ワットの平均抗力節約を実現したと主張。
15個の通気口と内部の空気チャネリングがある。
METによると、新しいManta MIPSの設計は、プロの洞察とサイクリストの要求に基づいており、安全性、空気力学、フィット感、スタイルの4つの分野に重点を置いて開発された。
METは、後部の低くてチューブ状のプロファイルのおかげで、前モデルと比較してより効率的な空気力学を主張。これは、ミラノのニュートン研究所での特定の風洞試験で開発された。
内部形状は、以前のMantaで使用されていたMETのシグネチャーNACAを介して空気を送るように設計されている。
これは、排気ポートと連動して、風を受けたり抗力を発生させたりすることなく、ヘルメット内の一定の空気の流れを確保する。
ヘルメットには、MIPS-C2安全システムが搭載されており、衝突時にヘルメットのシェルを頭に対してスライドさせ、潜在的に有害な回転エネルギーを向け直すことができると言われている。
ただ、重量は少し重くなる。それでも250gで抑えられている。
Fidlockマグネットバックルにより、ヘルメットの着脱が簡単かつ迅速になる。これはトライアスリートがトランジッションでタイム短縮できるので好評だ。
サングラスをしっかりとドッキングするための2つの専用ポートも含まれている。
METMantaMIPSエアロロードヘルメットは6つのカラーで展開。
spec
- 価格:£220 (約3万2千円)
- 重量:Mサイズ:250g
- サイズ:S(52-56cm)、M(56-58cm)、L(58-61cm)
- 認証:CE; AS / NZS
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