Enveから最近のトレンドに対応したオールラウンドに使用できるENVE SES ARハンドルが登場した。
最近は高性能なフレームで幅の広いタイヤを装着し、ロードでも砂利道でも走れるオールラウンドバイクが登場している。
Enveでもオールラウンドバイクに対応したハンドルが必要ではないかと考えた訳だ。名前のARはAll Roadの意味を持つ。
ENVE SES ARハンドル
この紹介動画を見ても良くわかるように、ハンドルの形状は少しフレアになっている。
グラベルライドを意識して、楽にライダーが走れるようにフレア形状とした。フレアにすることで、ハンドル幅が広がりハンドリングが容易になる。
グラベルなどでは、咄嗟にハンドルを切ることもあるからフレアになっているほうが便利なのだ。
ロマン・バルデも一時期、ハンドル設定をフレアにしていた。いや、ロマン・バルデの場合にはブレーキがフレアになっていたから違うかな。
SES ARハンドルバーの場合、バートップの断面はCFDで開発され、風洞で抗力を低減することが証明されている。
グラベルロードにも対応しているため、バートップは限りなく薄いということはない。振動吸収もしっかりと行えるように解析されている。
ケーブルは内装にも外部配線にも対応しているが、ステムも対応していないと完全内装は無理だろう。
5つのサイズで提供され、すべてのバーのリーチは76mm、ドロップは127mmとなっている。
ENVE SES ARハンドル スペック
素材 | カーボンファイバー |
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重量 | 243g、245g、248g、262g、280g |
サイズ | 38cm、40cm、42cm、44cm、46cm |
フード幅| ドロップ幅 | 38(38.5cm | 43.2cm) 40(40.5cm | 45.2cm) 42(42.5cm | 47.2cm) 44(44.5cm | 49.2cm) 46(46.5cm | 51.2cm) |
クランプ径 | 31.8mm |
リーチ | 76mm |
ドロップ幅 | 127mm |
ドロップフレア | 23.5mm |
これからのバイクパーツはオールラウンドに使える用途でも発展していくかもしれませんね。
価格は375ドル(約3万9千円)。
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