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TOPEAK ヘキサス II 16TOOLS チェーン切りのついた携帯工具 徹底解説!

インプレ
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先日、これまでの自転車人生で初めて、チェーンが切れました。そのことに対する対処方法としてTOPEAKの携帯用工具ヘキサスⅡを買いました。ヘキサスⅡはチェーン切りがついています。

 

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それ以外にも、ハンガーが折れて帰れなくなったこともあります。この時に固定ギアにして帰るという対策もありました。けれども、それはチェーン切りがないと出来ないことです。

 

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購入した携帯工具。本当にチェーンは問題なく切れるのか検証してみたいと思います。TOPEAKの携帯用工具  ヘキサス IIの解説です。

 

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TOPEAK ヘキサス IIの概要

こんな箱に入ってました。

 

バラバラにするとこんな感じです。

比べてみる

これまで使っていた携帯工具よりも少し大きいです。

これまでのはアーレンキー7種類とマイナスとプラスのドライバーの計9toolがついてました。

スペック

  1. 寸法 L95 x W44 x H26mm
  2. 重量 167g
  3. エンジニアリング プラスチック ボディ
  4. 強化スチール ツール

 

16ツールの中身

  1. 六角レンチ : 2mm
  2. 六角レンチ : 2.5mm
  3. 六角レンチ : 3mm
  4. 六角レンチ : 4mm
  5. 六角レンチ : 4mm タイヤレバーに付属
  6. 六角レンチ : 5mm
  7. 六角レンチ : 6mm
  8. 六角レンチ : 8mm 5mmの先に付属
  9. “Torx” レンチ : T25 収納されている
  10. (+) ドライバー
  11. (-) ドライバー
  12. スポークレンチ : 14G タイヤレバーに付属
  13. スポークレンチ : 15G タイヤレバーに付属
  14. チェーン ツール : シマノ HG (6~10速) 、UG、IG対応
  15. チェーン フック チェーンツールに付属
  16. エンジニアリング プラスチック タイヤレバー (2本)

 

ツールの紹介

一つずつツールを見て行きますね。

六角レンチ

1から3までの六角レンチの2mm  2.5mm 3mmは刻印はないです。

2.5mmは短いです。チェーン切りの中に隠れているように配置されてますね。

3mmは、一部のボトルケージ台座と、リアディレイラーのプーリーをはずすときに使用

 

4mmまたは5mmは、ステム、ハンドル、サドル、ブレーキや変速機の固定などに使用します。

 

8mmの六角レンチは、5mmの六角レンチの先に取り付けてあります。

使用した時に、落とさないように注意しないといけませんね!

 

実は、六角レンチは自転車の世界ではアーレンキーと呼ばれています。私もアーレンキーで覚えてました。でも、普通の人にはアーレンキーでは通用しません。何故、アーレンキーと呼ぶのでしょうか?

アーレンキーは商標登録の名前

アーレンキーは、アメリカのAllen Manufacturing Company社のWilliam G.Allen(ウィリアム G.アレン)が1910年に発明しました。鍵の形をした工具ということで、彼の名前のアレンキーを組み合わせて「ALLEN KEY」と呼ばれていたそうです。
シマノの1973年のコンポーネントにはキャップスクリュー(六角レンチで回すネジのこと)がすでに使われていました。六角レンチを始めて作成した会社の名前なので自転車業界でも使っていたものと思われます。アーレンキーと呼んだほうが自転車通みたいですよね!

 

トルクスレンチ

あまり、聞きなれない名前ですけど、自動車の部品などには多く使われています。

Torx” レンチ

トルクスとはアメリカのCamcar(カムカ)社が開発したねじの規格です。

トルクスは、「6つの耳たぶ」という意味を持ち、星のような形になっています。

ボルト頭と工具の接触面が曲線で構成されていて、トルクの伝達効率が高く、磨耗や割れの原因となる応力の集中が少ないため、耐久性も高くなっています。

 

http://ktc.co.jp/support/impact/003.html

引用http://ktc.co.jp/support/impact/003.html

 

トルクスレンチ収納箇所

  1. ツールを広げた中にあります。
  2. 裏から指で押しだします。
  3. 4mmの六角レンチにとりつけて使用

  1. 4mmの六角レンチの先端にとりつけて使用

 

自転車では、フロントギアのインナーはトルクスネジのT30です。

ここですね。

 

では、このヘキサスⅡにあるトルクスT25はどこで使うのでしょう?
 答えは、ディスクプレーキの部品であるディスクローターに使用してあります。自転車でも、使用する箇所が今から増えるかもしれないですね!
シマノ 販売店マニュアルより

引用シマノhp 販売店マニュアルより

スポークレンチ

こちらは、走行中にスポークが折れてしまった時などに使用します。

スポーク折れの対処方法

  1. 折れたスポークをはずす
  2. 折れた回りのスポークのテンションを取る
  3. ブレーキパットに当たらない程度まで振れ取り

 

スポークの振れ取りをしないと、ブレーキパットにホイールのリム部分が大きく当たります。そうすると走行出来なくなるので、持っていたほうが安心です。

 

ドライバー

マイナスドライバーが少し短いです。

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チェーンを切ってみる!

さて、いよいよチェーンをこのヘキサスで切ることが出来るのか検証してみます。

準備

 

チェーンをセット

実際に切れたチェーンのピンを外してみます。

チェーンピンの中央を押すようにセットします。
 
4mm六角レンチをセット

 

結構チカラ入ります

ここからは、動画です!

私は、ユーチューバーじゃないので(笑) 無言でやってますけど(フーンという音声がかすかに~)。トルクをかけるタイヤレバーが必要な力に対して短いので、結構なチカラがいります。
一応切れました!
応急でない場合には、長めの4mmの六角レンチでやるとわりと簡単に出来ます。
説明書には、切れるチェーンは10速までの対応と書いてありますが11速でも問題なくチェーンは切れます。(11速持っているプロ店員に聞きました)
 
 
Topeakの動画
ユーチューブにTopeakのチェーン切りの動画がありました。引用させて貰います。
こちらは、製品は違いますが使い方は、ほぼ一緒です。
チェーンフックの使い方もわかります。

 

チェーンフックの収納場所

チェーンをつなぐ時とか、破損したチェーンのピンを外す時とか、コネックスリンクをはめる時にも便利に使えそうです。

チェーン切れの対処
なお、チェーンが切れた場合には、コネックスリンクでつなげば良いので予備を1個ツールboxにいれておくと良いです。アンプルピンでつなぐよりも圧倒的に簡単で早いです。
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アンプルピンも携帯
 
私は、道端でチェーンが切れた人がいた時の場合のために、チェーンをつなぐための、アンプルピンも予備で1本携帯してます。
 
タイヤレバー
タイヤレバーを簡単に外す順序がありました。
下図の赤マル部分のタイヤレバーの先端がほんの少し出ています。
ここに指をかけてやると簡単に外れました。
 

 

2本目は、はずした1本で少しこねてやると外れます。
 
タイヤレバーは2本あるのですが、この部分はどう使うかというと。

 

タイヤ交換をする時に使うんですね!
 
 

 

ここを固定しておいて、ほかの箇所を外して行く時に便利です。
 
http://www.topeak.jp/images/pdf/tool/hexus16ja0406.pdf

引用http://www.topeak.jp/images/pdf/tool/hexus16ja0406.pdf

 

 

空気圧解放ボタン
タイヤレバーの裏に、タイヤの空気圧を解放するボタンもあります。
 
米式の場合のバルブで使用します。
http://www.topeak.jp/images/pdf/tool/hexus16ja0406.pdf

引用http://www.topeak.jp/images/pdf/tool/hexus16ja0406.pdf

 

ツールの保守と調整

タイヤレバーについている4mmの六角レンチで硬さを調整します。

まあ、ゆるんだりした時ですね。

あとは、必要に応じてテフロンをペースとした潤滑剤を注油するといいですね!

 

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まとめ

改めて、見ればみるほど工夫されている工具であり、良く考えられているなあ~、と思いました。

このヘキサスⅡがあれば、少々のトラブルがあっても大丈夫そうです。とにかくチェーンを切らないと解決しないようなトラブルとなると、チェーン切りがない限り解決出来ません。

チェーン切り単体で持ち歩くよりは、携帯工具として他のツールもついているこのヘキサスⅡは中々の優れ物であると思います。

作りも頑丈で、すぐにバラバラになったりもしません。また、何かで応急処理をした場合には活躍具合を追加したいと思います。でも、そうならないのが一番なんですけど(笑い)

 

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