日曜日のベルギーで最初の本格的レースとなるGP Vermarc Sportの前日に行われたWortegem-Petegemの練習レースでの出来事だった。
Wortegem-Petegemは、練習レースでベルギーのプロ・アマが参加して行われた。
Alpecin-Fenixのベルギーチャンピオン、ティム・メリエと、その母親がレースを主催。本当に楽しいレースになるはずだったのに、レースは途中で中断される。
Wortegem-Petegem
Het is koers. #wortegem pic.twitter.com/juUBTB9Mp8
— Kristof Meul (@KristofMeul) July 4, 2020
レースは、プロ、アマが参加。Wortegem-Petegemの練習レースは、ベルギーで最初のポストコロナレース。
上のツイートでは、ティム・メリエとセップ・ファンマルクの姿が映っている。
コンテストはティム・メリエの母親が主催していた。
プロの参加は、
- EF Pro Cycling セップ・ファンマルク (Sep Vanmarcke)
- Alpecin-Fenix オットー・フェルガーデ(Otto Vergaerde)
- Alpecin-Fenix ヨナス・リッカード(Jonas Rickaert)
など。楽しいレースになるはずだった。
Niels De Vriendt
スタートして13キロ地点でのこと。VDM-Trawobo CTに所属するNiels De Vriendtが突然倒れる。彼は20歳。
他のライダーにぶつかった訳でもなく、クラッシュが原因ではない。
40分間の蘇生努力を含め、すぐに治療を受けたが、亡くなってしまった。彼のチームによれば、死の原因は心不全にあるとされている。
2016年からベルギーの国内選手権ジュニアにも出場しており、病気などでは決してない。
2017年にはマゼンゼレで勝利している。
レースは即座に中止された。
笑顔で始まり、笑顔で終わるはずだったが、まさかこんな事態になるとは誰も想像していなかった。
あまりも悲しい出来事で言葉もないが、冥福をお祈りいたしたいと思う。
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