Groupama – FDJは、2021年シーズン以降に向けてティボー・ピノなど主力選手の契約更新を発表していた。
Groupama – FDJは、これまでに発表している4人に続いて、ルディ・モラールの契約更新も発表した。
驚くべきことに、ルディ・モラールは現在31歳。4年の延長契約で2024年まで走ることになる。31歳で4年という契約更新は通常はあり得ない話だろう。
いかに彼をチームは必要としているのかがわかるが当時にリスクも抱えることになる。
2018年マイヨ・ロホ獲得
ルディ・モラールは、2018年ブエルタ・ア・エスパーニャにおいて、第5ステージから4日間マイヨ・ロホを獲得した。
最終的には、ティボー・ピノが総合6位で、ルディ・モラールは総合14位で終えている。
クライマーであり、短いステージレースではエースを務めることもある。これまでの勝利は2勝。2015年Tour du Limousin (2.1)と2018年のパリ~ニース第6ステージの勝利だけだ。
これまで契約更新してきたエースのティボー・ピノでさえ3年の契約延長なのに4年というのは通常あり得ないことだろう。
若手を育成のために4年とか契約することがあるが、彼らはサラリーが安い。31歳のルディ・モラールがどれだけ貰っているかはわからないが、4年もあるとケガの心配もありチームはリスクを抱えながらの契約となる。
オファーを受けて
サイクリングでは、4年契約はめったにないか、存在いない。チームは私の可能性に対する自信を示してくれた。
また、チームに留まるという私の選択を強化した。多くの場合、長い契約に署名する人は、静かな1〜2年を過ごし、その後、再署名のためにシーズンを再開する。
したがって、私に4年間を提供することで、チームはリスクを冒すが、彼らが私の契約状況に関係なく私が100%自分自身を与えることを知っていることを示している。チームは私に大きな自信を示した。
彼は、4年であろと1年であろうと契約がありさえすれば100%で走ることを語っている。
4年という長期契約を結んだのは、ティボー・ピノの重要な山岳アシストとしての彼の能力を買っているからだろう。ルディ・モラールもティボー・ピノなしではこの契約はあり得なかっただろうと語っている。
これからも、短いレースではエースとして走ることもあるはずだ。多くのチームが予算削減や存続の危機にある中で4年もの契約を結んで貰えるのは破格な待遇だ。
それだけに、チームの期待に答えられる走りを見せなければならないだろう。
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