いやー、凄かったです。昨日の全日本卓球選手権男子決勝。
ロンドンオリンピックで活躍した水谷選手を破ったのが、なんと14歳の張本選手。3年前から張本選手のことを知ってはいましたが、まさか中学生で日本一になるなんて。
凄い選手です。怪物と言われてますが本当に凄い。おめでとうございます。
二人の出会いは
実は、NHKの番組で未来のスポーツ選手をとりあげた番組がありました。
『めざせ!2020年のオリンピアン〜東京五輪の原石たち〜』という番組で、当時小学校5年生だった張本選手が水谷選手に教わるという番組があったのです。
2014年の8月放送なので、まだ4年になってないですね。
これを私見ていていました。あ~、上手な子だなあ~。くらいの感想でした。
だって、やっぱりその頃は、水谷選手にケチョンケチョンにヤラレテいたので、まあ上手な小学生くらいに思ってました。
サーブとかも、水谷選手に番組の中で教えて貰っていましたね。
それが~。わずか3年少しで日本のエースを破るんですから凄いことだと思います。
この番組見てなかったら、張本選手の事知らなかったので、もっと驚いていたと思います。
両親は中国卓球選手
張本選手の両親共、中国の卓球選手だったようです。決勝終了後に抱き合っていたお父さんは、現在男子ジュニア日本代表コーチをされてます。
お母さんは、世界卓球選手権の中国代表選手だったようで、両親とも卓球のエリート選手なんですね。張本選手は、2歳から卓球を始めたので12年のキャリア。
5歳下の妹さんも卓球選手なので卓球エリート家族ですね。妹さんも、そのうちに全日本に出てきそうですね。
卓球は技術
私も、少し卓球をしています。卓球って技術の差が凄いスポーツだと思います。
レベルの差というのが、凄くて私らアマチュアがいくら頑張ってもプロのサーブは1本も取れないと思います。
全日本に出たことのある選手達と何人か、手合わせしたことがあるのですが、相手のサーブが何をしているのか、わからないんですよ~。
テレビで見てると、少し上から撮影しているのと距離が違うのでサーブを受ける側の瀬選手の目線と違います。なんで取れないの?? とか、思うかもしれないですね。
でもまあ、一度受けて見てみて下さい。何やってるか訳わかんないです。
水谷選手の特集もテレビで何度かされてます。中国選手に勝つためにサーブを20種類くらい持っていて随時研究してました。テレビで見た時には、サーブした球がネットを越えて、またネットに戻ってましたから、魔球ですよね。
そんな達人のサーブを張本選手は、なんなくスマッシュで返してるんですから、レベルの高さが凄過ぎです。
東京オリンピックが楽しみ
これまで卓球といえば中国が圧倒的に強かった訳です。日本の選手が少し中国選手に勝ったりすると、その選手対策として、似た選手を作り上げて徹底的に対策を練る。
ビデオで相手の弱点を徹底的に調べる。そうやって日本人選手の対策を取ってました。
さて、中国選手と変わらないと思われる力をつけた張本選手の対策とどうやってくるんでしょうか?
あと、2年あるので更に進化すると思います。足のサイズは28センチとあったので現在171センチの身長は、まだまだ伸びるでしょう。リーチが延びれば更に左右の守備範囲も広くなるので有利に働くと思います。
是非、東京オリンピックでは表彰台に上がってほしいですね。
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