アルゼンチンの西部、サンフアン州を舞台に行われる1週間のステージレース。
こちらもシーズン開幕を告げるレースとして、実に豪華なメンバーが揃っている。
Deceuninck – Quick Stepからは、ジュリアン・アラフィリップにレムコ・エヴェネプール、ゼネク・スティバル。チームのエーススプリンターはアルバルセロ・ホッジだ。彼はケガからの復帰第1戦となる。
スプリンターとしては、BORAからサガン。UAEからフェルナンド・ガビリア。この開幕ステージでなんと大落車が発生してしまった。
第1ステージ サンファン~サンファン 163.5㎞
163.5kmのコースの中には、3つの3級山岳があるが、どれも長くてキツイ勾配ではないので、最後はスプリント勝負となる。
これまで、開幕ステージではフェルナンド・ガビリアが連勝を続けていたが今年はそうはいかなかったようだ。
レースは、3級山岳を越えて大集団のまま最後のスプリントへと進んでいく。各チームが隊列を組んで主導権争いをしていたゴール手前3キロ地点。
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— Greg on a couch (@gregonabicycle) January 26, 2020
コフィディスの選手を発端に大規模クラッシュとなってしまった。やや後ろで走っていた選手はかなりの人数が巻き込まれてしまう。
まだ、ケガの情報は入っていないが、救急車で搬送されたというニュースはないので重症者はいないようだ。
リザルトを見ても一人OLTで後は、全員ゴールしている。
シーズン開幕の第一戦から病院送りは嫌ですよねえ~。
追記
なんと、 Deceuninck – Quick Stepのレムコ・イヴェネブールが巻き込まれていたようで、1分以上のタイムロス。開幕レースからついていない!
これで、チームはジュリアン・アラフィリップのGC狙いと、引き続きアルバルセロ・ホッジのスプリント勝負を狙っていくようになりそうです。
レムコは、これでアシストとなりそう。それか、タイム差が少しあるので一発狙うか?
20歳の誕生日を迎えたばかりなのに試練がきてしまいましたね。
こちらはゴール前。
¡Finalizó la primera e tapa de la #VueltaSJ2020! 🚴
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— TV Pública Argentina (@TV_Publica) January 26, 2020
Deceuninck – Quick StepやBORAが見事にトレインを組んでゴールに進んでましたが、コース幅が広かったのとゴールまでの距離が遠かったですね。
フェルナンド・ガビリアも連勝ならず。サガンも右側からいってましたがゴールまでが遠かった。
優勝はルディ・バルビエ。フランス人で26歳の彼はこれまで通算5勝をあげている。
Israel Start-Up Nationとしては、ワールドツアーチームに昇格して、初の1勝となった。
続く、第2ステージも平坦コースでスプリンターのためのコース。どこのチームも早くスプリンターに1勝して欲しいところですね。
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