タデイ・ポガチャルは、2026 ツール・ド・フランスでの圧倒的な勝利に続き、2026 ブエルタ・ア・エスパーニャでの制覇を目指している。
勝利すれば、ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの3大グランツールすべてを制覇する偉業を達成することになる。
ブエルタ後の世界選手権、そして全グランツール制覇への挑戦
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歴史上、同一シーズンで3つのグランツールすべてを制覇した選手は存在しない。
エディ・メルクス、ベルナール・イノー、クリス・フルームなどは年を跨いだ連続優勝を果たしているものの、同一年での達成ではない。
仮に将来的に同一年の3冠を狙うとすれば、クラシックレースや世界選手権といった他の主要な目標を犠牲にするほどの多大な労力が必要になるのは間違いない。
ツール・ド・フランスを昨年に比べると比較的フレッシュな状態で終えたポガチャルは、2週間強でモナコでのブエルタ・ア・エスパーニャのスタートを迎える。
今回のブエルタ・ア・エスパーニャの総合争いは、ツール・ド・フランスと比べてライバルが大幅に少ない状態だ。
元世界王者のイタリアのマウリツィオ・フォンドリエストは、ポッドキャスト番組「A Voice in the Run」の中で、ブエルタを走った後でもポガチャルは世界選手権での勝利を十分に狙えると語っている。
ブエルタ閉幕の2週間後に、世界選手権のロードレースは開催される。
「彼はジロ・デ・イタリアの年を除いて、メジャーなステージレースを連続して走ったことはない。そして、再び世界選手権を狙うこともできると思う。
250キロのレースは別物だが、あれほど登り始めると…レムコ・エヴェネプールが彼についてこられるかはわからない。」
2026 ブエルタ・ア・エスパーニャでの総合争いについて、フォンドリエストはヨナス・ヴィンゲゴーだけが対抗できる存在だったと考えている。
「彼の対戦相手が誰になるか見極める必要があるが…ヨナス・ヴィンゲゴーが唯一の対抗馬になれたかもしれない。しかし彼は落車したし、いずれにせよツールでも少し劣っていた。結論から言うと、彼に敵はいないだろう。」
一方で、将来的な課題として同一年に3つのグランツールすべてに挑むことや過酷な連戦については警告を発している。
ポガチャルなら達成可能だと信じているものの、その過酷さと強度が将来的に彼を苦しめる可能性があると述べている。
「彼ならできるが、私だったらやらない。彼にはまだツール6勝目など、優勝を狙える年月が残されているし、それを達成する最初の選手になるだろう…。
そしてもう一つの世界選手権だ。私なら、これほど過酷なシーズンにするリスクは冒さない。」
同一年制覇は可能か?
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マウリツィオ・フォンドリエストは、1988年の世界ロード王者。総合系のライダーではなく、ワンデーやクラシックで活躍していたライダーだ。
リスクを冒すことはないと言っているけれど、マンネリを嫌い、モチベーションを保つためには、誰もやったことのないチャレンジをするかもしれない。
ただ、そうすると燃え尽きてしまうことも十分に考えられるけど。2019年にはすべてのグランドツアーを走った、世界一の逃げ屋と言われたトーマス・デヘントでも燃え尽き症候群になったことがある。
ヨナス・ヴィンゲゴーも燃え尽きそうになったと。毎年同じことを繰り返すのは辛かったと。
ただ、無理かというとそうでもない。Team Visma | Lease a Bikeのセップ・クスは2023年にジロ・デ・イタリア総合14位、ツール・ド・フランス総合12位、ブエルタでは初めてのグランドツアー制覇となった。
1年で77レースを走っている。ジロの前にも、ヴォルタ・アン・アルガルヴェ、ボルタ・ア・カタルーニャ、イツリア・バスクカントリー、クリテリウム・デュ・ドーフィネも走っていたのだ。
タデイ・ポガチャルが目指すパリ~ルーベとかは出れなくなるだろうけど、狙えば可能かもしれない。







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