ストラーデ・ビアンケで勝利を収めたタデイ・ポガチャル(UAE Team Emirates – XRG)が右腕を上げた際、脇の下付近に「謎の黒い影」が見えたことでSNS上で大きな波紋が広がった。
この膨らみに対し、ランニング界に旋風を巻き起こしている光学式心拍センサーだろうか?それとも画期的な連続乳酸センサーだろうか?あるいは体幹温度センサーだろうか?
それとも――まさか!――厳禁の連続血糖値測定器だろうか?
しかし、その正体は議論を呼ぶような物でも、画期的な新技術でもなかった。
謎のセンサーの正体は?
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UAE Team Emirates – XRGのスタッフは、このセンサーがWhoopのストラップであることを公式に認めた。
Whoopは心拍変動や睡眠、疲労度を追跡するトラッカーであり、マチュー・ファンデルプール(Alpecin-Premier Tech)なども愛用しているウェアラブルデバイスだ。
通常、Whoopは精度の向上や快適性を目的に手首に装着されるが、手首周りの煩わしさを嫌うユーザーや、より安定した数値を求めるユーザー向けに、上腕用の代替ストラップも提供されている。
UAE Team Emirates – XRGはこの冬にWhoopと正式に提携を開始し、多くの所属選手がこの上腕用ストラップを使用している。
チームスタッフによると、上腕を選ぶ理由には快適性やデータの信頼性、そして空気抵抗が考慮されているという。
しかし奇妙なことに、ポガチャル自身はこの冬、手首にWhoopを装着している姿が何度も目撃されていた。
なぜストラーデ・ビアンケの時だけ脇の下に装着したのかについては、チームスタッフでさえ明確な理由を説明できなかった。
ポガチャルの左腕には大きなRichard Milleの腕時計が装着されていたため、純粋な空気抵抗の削減だけが理由とは考えにくいのが実情だ。
両方とも提携しているスポンサーだけど、腕ならばレース中も見えるので宣伝には抜群。ただ、今回タデイ・ポガチャルが腕をあげたことで、思わぬ宣伝となったかもしれない。





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