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ニールソン・ポーレスEF Education-EasyPostとの契約延長「ここで自分の天職を見つけた」

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Photo credit: Dom... on VisualHunt
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EF Education-EasyPostは、アメリカ人選手ニールソン・ポーレスとの契約を延長し、彼が2029年シーズン終了までチームに残留することを発表した。

EF Education-EasyPostは、これで29人との契約を締結。何も発表らしきものがなかったけれど、リチャル・カラパスも2026年の契約を結んでいる。

ヒュー・カーシーは、チームとの延長契約はないといわれており、多分チームを探している状態だと思われる。

 

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2029年までの4年契約

 

Jumbo-Vismaから2020年に移籍。ここから開花する。Jumbo-Vismaでは管理されており、練習時間も決められていたほど。走りまわって力を発揮するライダーの場合物足りない場合もあるのだろう。

 

とにかく良く目立つライダーだ。2023年シーズンはグランプリ・シクリスト・ラ・マルセイエーズで勝利。

 

さらに、フランスで開催されたツール・デ・アルプでは総合優勝も飾った。クラシックでも2023 ドワルス・ドール・フラーンデレン3位。2023 ロンド・ファン・フラーデレン5位と活躍。

2023ツール・ド・フランスでも6回の逃げに乗っており、ステージ序盤では山岳賞ジャージで走りまわっていた。

2024 ジャパンカップでも独走で勝利。2022年にも優勝しており2回目だ。

 

圧巻は上記動画でも見られる2025 ドワルス・ドール・フラーンデレンだ。Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールト、マッテオ・ヨルゲルソン、ティシュ・ベノートと逃げてスプリントでワウトを破ったことだ。

 

ニールソン・ポーレスの目標はモニュメントの制覇となる。トップ10入りは何度も記録しており、あとは頂点を極めるだけとなる。

 

ニールソン・ポーレスのコメント

2029年までの長期契約延長が決まりました。このチームはあなたにとってどのような存在ですか?

正直なところ、このチームに入るまでは、まさか自分がクラシックライダーになれるなんて思ってもみなかった。 このチームは型破りな戦術で知られている。

僕をクラシックレースに挑戦させてくれたこと……それがすべてを物語っている。ここでのレースは本当に楽しい。戦術は常にエキサイティングだし、多くの選手にチャンスがある。それが僕の成長を助けてくれた。

 

自身のレーススタイルについて、「自分の適所を見つけた」と表現されていますね。

ええ、ここで自分の天職を見つけた。 過酷で厳しいレースにおいて、チャンスを逃さず掴み取るスタイルが、結果に結びついている。

それが僕が学んだレースのやり方であり、これからも続けていきたいスタイルだ。このチームは、そのための完璧な環境なんだ。

 

最近はクラシックレースでの活躍が目覚ましいですが、クラシックの魅力とは?

クラシックは、自転車ロードレースの最も純粋な形を体現している。その一日にすべてを賭けるんだ。 5時間も6時間も続くチェスの試合のようなものだ。

どうやってレースを動かすか、どうやって自分に有利な展開に持ち込むか、常に何通りもの方法を考え続けている。自転車競技を本当に理解している人にとって、クラシックの戦術ほどエキサイティングなものはないと思う。

 

主要なモニュメントのほぼ全てでトップ10入りしています。今後の目標は?

このチームで過ごす中で、僕は本当に完成された選手になれたと思う。石畳のクラシックで勝とうなんて夢にも思っていなかったが、今年のドワルス・ドール・フラーンデレンでそれが実現した。

まだモニュメントでは勝てていない。だから、それが間違いなく僕が達成したい次の目標だ。出場したすべてのモニュメントで勝負に絡めるようになったこと自体が、僕の成長の証だと思っている。

 

EFは多国籍なチームですが、その雰囲気はどうですか?

多くの異なる国籍の選手がいること、それこそが居心地の良さの理由だと思う。 ここではほぼ全員が外国人なんだ。

母国を離れ、自分の国籍ではないチームで走ることを選んだ仲間たちだ。 世界中のあらゆる場所から集まった異なる人間たちが、同じ目標に向かって努力し、家族のようなチームを作り上げている。これは本当に特別でユニークなことだと思う。

 

 

 

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