ミッデルケルケで開催されるヨーロッパ選手権シクロクロス。
2003年から開催されており、まずは女子のエリート。
過去の優勝者は
2024: フェム・ファンエンペル
2023: フェム・ファンエンペル
2022: フェム・ファンエンペル
2021: ルシンダ・ブラッド
2020: セイリン・アラマバード
2019: ヤラ・カステリン
2018: アンマリー・ワースト
2017: サンヌ・カント
2016: タリタ・デ・ジョン
2015: サンヌ・カント
2014: サンヌ・カント
ミッデルデルケ

コースマップ photo uec.ch
ロンバルトサイデの軍事基地で行われる。2022 ベルギー選手権シクロクロスのコースと似ている。この時には男子はワウト・ファンアールトが勝っている。
砂浜を走るのが特徴。テクニックにスピード、パワーも要求される。
女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
スタート前。

さあ、スタート。インゲ・ファンデルヘイデンが先頭で登りに向かう。

インゲ・ファンデルヘイデンが登りでトップに。

インゲ・ファンデルヘイデンがかなりリード。

2位はサラ・カサソラ。その後ろはルシンダ・ブランド。

ルシンダ・ブランド、アニエク・ファンアルフェン、マノン・バッカーとオランダ勢が続く。

22秒遅れで集団が続く。
残り5周

インゲ・ファンデルヘイデンの後ろは見えないほど。
残り4周

インゲ・ファンデルヘイデンのリードが続く。26秒引き離している。

インゲ・ファンデルヘイデンが23秒のリード。砂浜も快調。
残り3周

インゲ・ファンデルヘイデンが17秒のリード。2番手はサラ・カサソラ。

ルシンダ・ブランドがサラ・カサソラの後ろを走る。

これはオランダ勢は、インゲ・ファンデルヘイデンに任せるということなのか。ルシンダ・ブランドはサラ・カサソラを抜こうしていないように見える。

ルシンダ・ブランドが前に出る。

サラ・カサソラが3人パックの先頭を引く。一度ルシンダ・ブランドが前にでたけど元に戻っている。

もう残り2周を切っている。オランダ勢はインゲ・ファンデルヘイデンに取らせる作戦だ。

50秒の大量リードに。

サラ・カサソラが落車。

あ~、なんとこれでオランダ勢が表彰台独占だ。
残り1周

まあ、多分追いつかれることはない。

銀メダル争いは、アニエク・ファンアルフェンが少しリード。

かつぎの登りでルシンダ・ブランドが追いついた。

あっと、登りでルシンダ・ブランドがスパート。

インゲ・ファンデルヘイデンが2019世界選手権U23以来のタイトル獲得に。

スタートダッシュが全てだった。

インゲ・ファンデルヘイデンは涙を流して喜ぶ。

スタートが良くないルシンダ・ブランドは、サラ・カサソラに任せたことでレースは決まった。フェム・ファンエンペルがいないので、誰もがルシンダ・ブランドが勝つと思っていたのだけど。

アニエク・ファンアルフェンが3位となりオランダ勢が表彰台を独占。タイトルは8年連続でオランダ勢が獲得した。4位はイタリアのサラ・カサソラ。
リザルト

優勝したインゲ・ファンデルヘイデン
良いスタートを切ることが非常に重要だと分かっていた。スタート直後に急な上り坂がある。私は最初のコーナーを猛スピードで駆け抜け、トップで頂上に到達した後、自分のペースで走った。
1周目で差をつけるのは非常に大変だった。最後までその差を維持できるとは思っていなかったけれど、達成できてとても嬉しい。
この調子で続けていきたい。今シーズンの最初のクロスカントリーレースは、これまでのレースと同様に良かったが、何度か表彰台を逃してしまった。
この砂のコースは、自分に合っていると思った。でも、自分がヨーロッパチャンピオンになったことがまだ信じられない。これは私にとってとても大きな意味がある。U23で世界タイトルは取っているけど、今はヨーロッパ選手権や世界選手権で表彰台に立つことが目標だった。今、そのジャージを手にした。本当に嬉しい。



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