第3ステージの個人タイムトライヤルを終わって総合トップは変わらずマッズ・ピーダスン。
Lidl – Trekは、3位にLidl – Trek Future Racingのヤコブ・セーデルクヴィストが総合3位に躍進して有利にレースを進めている。
第4ステージは最長の226.9km。気温が20度以下なので問題はなさそう。
第4ステージ スヴェンボー~ヴァイレ 226.9km

コースプロフィール photo postnorddanmarkrundt
平坦基調の200kmオーバーステージ。ここまで長いのがいるのかと言った感じ。このステージがクイーンステージとなる。
- スプリントポイント Faaborg
- 1級山岳 Golfbakken (1.3 km・4.9%)
- 1級山岳 Golfbakken (0.8 km・7.9%)
- 2級山岳 Jerlevvej (1.2 km・5.2%)
- 2級山岳 Jerlevvej (1.1 km・5.5%)
- 残り3周
- 残り2周
- 残り1周
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
オフィシャルスタート。
スプリントポイント Faaborg
スプリントポイントを通過。
1級山岳 Golfbakken (1.3 km・4.9%)
マッズ・ウルスシュミットがトップ通過。昨年までIsrael – Premier Techだ。
7人の逃げ
7人が逃げている。
- バティスト・ヴェストロッフェ Lotto
- ロッベ・ヒス Alpecin-Deceuninck
- エンツォ・パレーニ Team Picnic PostNL
- マッズ・ウルスシュミット Denmark
- Matias Malmberg(AIRTOX – Carl Ras)
- Stian Rosenlund(AIRTOX – Carl Ras)
- Emil Toudal(Team ColoQuick)
なんとマッズ・ピーダスンが動いた。
マッズ・ピーダスンの逃げだしに集団は沈黙。
しかし、まだ残り81kmもあるぞ。
- マッズ・ピーダスン Lidl – Trek
- ウィリアム・ブルーメ・レヴィ Uno-X Mobility
残り57km。先頭まで24秒。
残り52km。先頭が見えてきた。
マッズ・ピーダスンが、先頭に追い付いた。
マッズ・ピーダスンがガンガン引く。しかし、これは厳しいのでは。他に引けるメンバーがいない感じ。
残り47km。集団とは46秒差。
マッズ・ピーダスンは、マッズ・ウルスシュミットと抜け出した。昨年までIsrael – Premier Techに在籍でキャリア4勝。
残り36km。集団Team Visma | Lease a Bikeが引いている。
集団で落車。
マッズ・ウルスシュミットが切れた。
マッズ・ピーダスンは単独でゴールを狙うのか。残り30kmある。ここまでやる必要があるのだろうか。
残り3周
マッズ・ピーダスンは単独で残り3周に。しかし、タイム差は35秒と縮まる。
残り27km。マッズ・ピーダスンは後ろを確認している。戻るのか。
マッズ・ウルスシュミットは集団に捕まる。
残り28km。
残り23km。タイム差は41秒。このままゴールまで持つのだろうか。
単独で登りに。
残り2周
マッズ・ピーダスンは残り2周に。
集団は27秒差で通過。
残り16km。38秒に。
残り12kmで34秒差。まだいける。
残り1周
残り1周となった。
残り5.9km。Alpecin-Deceuninckのティボール・デル・グロッソがアタック。
残り5.6km。カーブでマッズ・ピーダスンは後ろを確認している。これは逃げ切った。
単独でDecathlon AG2R La Mondiale Teamの開発チームのアントワーヌ・ロテが追っている。20歳のフランス人。
マッズ・ピーダスンは最後の登りに。
まさか最後まで逃げ切れるとは~。
マッズ・ピーダスンが最後の力を振り絞る。
マッズ・ピーダスンがクイーンステージを独走で制した~!
これは凄い。ブエルタのための調整なんだろうけど、地元デンマークのレースは絶対に譲れないものがあるのだろう。
これは絶好調でブエルタに向かいそうだ。
マッズ・ピーダスンの勝利数は今シーズン11に伸びた。まだまだ増えそうだ。
2位は最後に追い込んだAlpecin-Deceuninckのティボール・デル・グロッソ。3位は追走していたアントワーヌ・ロテ。
リザルト
優勝したLidl – Trekのマッズ・ピーダスン(チーム公式サイトより)
このような勝利はチームなしにはありえない。たとえ一人で行ったとしても、後ろにチームメイトがいることが超重要なんだ。
常にそこにいて、自分たちがひとつのチームであることを示し、他のチームから挑戦する喜びを奪ってしまうんだ。誰かが後ろからトライするたびに、彼らはそこにいてくれた。すごい。
ライアン・ギボンズとマーティン・ペデルセンはタフな1日だった。他のどのチームも僕らを助けようとはしなかったから、彼らはこの大きくて強いブレークをコントロールしなければならなかった。
でも、プレッシャーもあったし、特定の重要な役割を果たさなければならないときは、たとえ調子が悪くても、プラスアルファの何かを見つけるものだ。
この若手の活躍は印象的だったし、ヤコブ・セーデルクヴィスト、マティアス・スケルモースイェンセン、セーアン・クラーウアナスンが常に後ろにいてくれたおかげで、大きなチームの勝利となった。
私が行った瞬間は、自然発生的だったと言える。Uno-X Mobilityのウィリアム・ブルーメ・レヴィが一緒だったし、彼はGCにいたから、彼も喜んで動いてくれた。
逃げ集団に追いついた瞬間、マッズ・ウルスシュミットがそこにいた。実際、僕らが誰かに追いつくたびに、彼らもレースや仕事に積極的に取り組んでくれた。
最後の3周はひどかったし、本当にハードだった。本当に全力を尽くして走った。それが私の全てだった。
デンマークに戻ってレースに参加できて最高だ。特にこのコースはデンマークの世界選手権のようなものなので、今日応援に来てくださった皆さんに感謝しまする
第4ステージ リザルト
総合
ポイント賞
山岳賞
新人賞
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