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2025 ツール・ド・フランス第11ステージ  レムコとベン・ヒーリーのファインプレイ

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Image by Gaspard Delaruelle from Pixabay
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タデイ・ポガチャルが残り4kmで落車した時には、もう終わったかと思ったほど。

 

2025 ストラーデビアンケでも落車したけれど、ギリギリでポストにあたらずに回避。

 

今回もポストがあったけれど、柔らかい素材でバイクが当たっただけ。縁石に頭をぶつけることもなく左肘と又関節の擦過傷と打撲で済んでいる。まさに天に味方されている男だ。

ゴール手前3km以内ではないのでタイム差はついてしまう。だが、ここで集団は素晴らしいフェアプレーをみせてくれた。

 

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レムコ・エヴェネプール

 

タデイ・ポガチャルが落車した時に、レムコはすぐそばにいた。

レムコは、すぐにチームメイトのイラン・ファンワイルダーに「ストップ、ストップ、ストップ!」と声をかけて止めたのだ。

しかし、イラン・ファンワイルダーは、何故とめられたのか分からなかったと。先頭付近にいたために、タデイ・ポガチャルの落車を知らなかっのだ。

ゴールして、タデイ・ポガチャルの左腕から出血しているのを見て初めて落車したのだとわかっている。

いつか自分が落車したときにも、同じようにして貰いたいと。

 

ベン・ヒーリー

日本語字幕で内容がわかる

 

鳥肌がたった。遅れてゴールしているのに多くの観客が凄い歓声で迎えてくれたんだ。

 

決勝戦でタデイ・ポガチャルが倒れた瞬間について教えて下さい。それで集団内に何が起こったの?

そうですね。正直にいって、おそらくタデイ・ポガチャルの判断ミスだったと思う。

ゴールは平坦だったので、タイムギャップが生じるとは思っていませんでした。私たちは、それをイージーに考えていたと思う。

私たちがその立場だったら、感謝すると思いますから。

 

あなたはイエロージャージを着ているので、率先して他のライダーと話しましたか?

その時には、グループ内には自分しかいなくて、みんなが楽に走りたがっていたのは明らかだったと思う。アレックス・ボーダンが戻ってきたときも、タデイ・ポガチャルが戻ってくるまで楽に走ろうとした。

でも、とにかく彼を尊敬しようと努力しただけなんだ。

 

最後の質問ですが、明日の山岳でジャージは守れますか?

ええ、信じていなかったら自転車に乗ってないでしょう。

 

EF Education-EasyPostのInstagramでは、ベン・ヒーリーがアレックス・ボーダンを止めている様子の動画が見られる。

 

ベン・ヒーリーのイエローバイク

 
 
 
 
 
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Cannondaleはイエローバイクを用意。バーテープ以外は全部イエロー。

 

 
 
 
 
 
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Wahooはイエローのシールを貼って、ちゃんと用意。さあ、オタカムでのゴールで29秒差は守れるだろうか。ベン・ヒーリーの足にかかっている。

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