Faveroは次世代のAssioma PRO RSを発表。フルモジュラー式でShimano対応の充電式ペダルは、クラス最高の重量と精度を誇っている。
Faveroは2021年にShimano互換システムAssiomaDUO-Shiを発売していた。これはUltegra対応でQファクターは業界標準の54mmから65mmとなっていた。
今回の、Assioma PRO RSの重量は123.5gだ。Dura-Ace PD-R9100が124gなので、パワースピンドルを搭載しているのに軽いという驚きの仕様となっている。
Assiomaの意味は、数学用語の「公理」を意味するイタリア語で、普遍的に確立され、確固たる証拠を必要とせずに真実であると一般的に受け入れられている命題を意味している。主張という意味もある。
Favero Assioma PRO RS
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Assioma PRO RSは、独自の最新カーボンファイバーテックポリマーペダル本体を搭載することで、ペダルを箱から出してすぐに装着できるようになっている。
電子部品はすべてスピンドル内に収納されているため、より洗練された外観、Qファクターの低減、そして軽量化を実現している。
軽量ペダル本体には、カーボンファイバー強化ポリマーを使用。優れた強度と耐衝撃性を実現しながらも、かさばりを抑えている。
ペダル1台につき2つのニードルローラーベアリングを採用しており、高速走行時に抜群の性能を発揮し、Faveroによるとローラー1本あたり最大400kgもの動荷重に耐えることができるという。
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±1%の精度を誇るAssioma PRO RSペダルは、FaveroのIAV(Instant Angular Velocity)システムを採用。
このシステムは、多くの競合製品のように1回転ごとに推定値を算出するのではなく、ペダルストロークの全回転を測定する。これにより誤差が大幅に低減され、ゆっくりとしたペースで走っている時でも、猛烈なスプリントでゴールを目指している時でも、一貫した計測値が得られる。
IAVシステムに内蔵された巧妙なジャイロスコープにより、Assioma PRO RSペダルは、楕円形チェーンリングや非標準チェーンリングを使用しても、屋外でも実験室で管理された環境下と同様に正確な計測が可能となる。
スタックハイトは10.5mmに抑えられており、仕様としては完璧だ。すでに日直商会でも販売を開始している。
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