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2025 ジロ・デ・イタリア第9ステージ テイメン・アレンスマンが重要な場面で遅れた理由とは?

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UnsplashAchim Ruhnauが撮影した写真
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第9ステージのグラベルロードで、 INEOS Grenadiersはプリモッシュ・ログリッチの落車の後に、エガン・ベルナル、ブランドン・リベラ、テイメン・アレンスマンと3人が先頭集団に入ることができた。

しかし、テイメン・アレンスマンは何故か先頭集団から落ちてしまう。理由がわからなかったが、原因についてInstagramのストーリーで明かしている。

 

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遅れの理由

 

まず、テイメン・アレンスマンだけど第1ステージから大きく遅れて58位スタート。

 

本人は家に帰りたいと漏らしていたほど落胆。第2ステージの個人タイムトライヤルで15位となり総合43位に。その後も着実に順位をあげて第9ステージ前には総合24位まで上げていた。

迎えた第9ステージでテイメン・アレンスマンはエガン・ベルナルをアシストしながら、先頭集団に残った。

この時点で INEOS Grenadiersは3人おり、絶好のチャンス到来と思われた。

 

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

 

テイメン・アレンスマンは残り39.3kmの時点で、しっかりと先頭集団にいる。

  1. ワウト・ファンアールト Team Visma | Lease a Bike
  2. エガン・ベルナル  INEOS Grenadiers
  3. ブランドン・リベラ  INEOS Grenadiers
  4. テイメン・アレンスマン  INEOS Grenadiers
  5. アイザック・デルトロ UAE Team Emirates – XRG

 

 

ここだ。残り38.1kmなのでちょうどトラブルがあった直後のようだ。このままズルズルと後退してしまった。

 

テイメン・アレンスマンが急に遅れた理由はストーリーによると

なんて日だ! チェーンがディレイラーに引っかかってしまい、ベン・ターナーのバイクでステージを完走しなければならなかったのは本当に残念だ。

イーガンと最後まで差を詰めるだけの脚力はあったはずなので、本当に残念。いずれにせよ、ジロはまだ長く、多くのチャンスが待っている。

 

 

もし、テイメン・アレンスマンのアクシデントがなければ、エガン・ベルナルと共に前を追える展開となっていたはず。

最終的に、テイメン・アレンスマンはエガン・ベルナルをアシストしながらカンポ広場に。1分10秒遅れでゴールしている。

これでエガン・ベルナルは総合15位から総合7位へ。テイメン・アレンスマンも総合24位から総合13位まで上がってきた。調子を上げてきたテイメン・アレンスマンも最終的にトップ10入りする可能性も出ている。

だが、まずは第10ステージの個人タイムトライヤルが問題だ。エガン・ベルナルは事故以来、タイムトライヤルのスピードが戻っていない。総合順位は落ちるかもしれない。

エース交代ということはないと思うけれど。

 

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